Sleep with…(今日こそは) ページ49
sgi side:
｢ん、やｯ……!はー、っ♡んはぁぁぁ!!♡♡｣
｢こうちゃ、どう？、っ初めての、気持ちい？｣
｢は、！はひっ……！きもち、れすぅ♡♡｣
｢よかった。俺も、めっちゃ気持ちい…っ!!｣
前戯も程々に、蕩け切った恋人の体を
好きに揺さぶり始めて数十分。
完全に焦点が合わなくなった瞳が
辛うじて俺の方を向いているような状況で、
無意識に腰に回る脚も熱を抱いていた。
｢初めてだから優しくする。｣なんて、
そんな事出来る男は多分前世が菩薩か何かだ。
少なくともこんなに可愛く乱れる恋人を見て
紳士でいられるほど俺はナイスガイじゃなかった。
シーツを掴んでいた両手を俺の首に回すように促すと、遠慮がちに、されど愛おしそうに力を込めた。
｢はっ……、!!ぁあぅぅ……♡♡すが、さん、っ
もぅ…、だめぇぇぇ……!!イっちゃうぅ♡｣
｢ん、っ…!!もうちょっとだけ、頑張れる……ｯ？｣
｢んぁっ!!無理ぃ……!!ﾋｯ…あ゛ぁぁぁぁ!!♡♡｣
｢ぐっ、……!!!ん、っはぁ……ｯ…。｣
想像以上に限界の縁にいた彼は、呆気なく達した。
急に襲ってきた強い締めつけに彼の中に欲を吐き出してしまった。
｢っぁ、……!!こうちゃんごめん!!な、か……｣
自身を抜いて彼を見やると、未だ余韻の残る
小さく跳ねる身体から白濁を溢れさせている。
上の口からは涎が垂れ、朦朧とした意識下で
喃語のような音を一緒に零していた。
所々赤く染った皮膚が真っ白な肌で浮いていて、
その幼い顔に不釣り合いな事後の雰囲気。
そんな犯罪的な刺激に思わず唾を飲んだ。
暫くすると彼の意識もはっきりしてきて、
少しずつ喋れるようになった。
｢すが、さん……。｣
｢お、大丈夫？目ぇ覚めた？｣
｢ん、……はい。｣
｢まだちょっと怠そうだな。寝てていいよ？
色々済ませておくから。｣
｢いや、それは申し訳ないれす……。｣
｢ほら、呂律回ってないし。疲れたでしょ？
寝てていいよ。また明日の朝起こすから。｣
｢んん……や、です……。｣
｢嫌？｣
｢すがいさんと、ねるの。いっしょ、に……。｣
｢ｯ…………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!｣
えぇー、最強の可愛い爆弾投下して寝たんだけどこの人。何それ全力で許す。
すぅすぅと、まるで漫画のような寝息をたてて
寝る彼はいっそう幼く見えて、こんな5つも6つも年上の男に捕まった彼を不憫にすら思う。
それでも、幸せそうな彼の寝顔を見ていたら、
その罪さえ許されるような気がした。
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石岡咲枷(プロフ) - 最後のお話、1話目を非公開にしていました。奇妙なところから文章が始まったようなお話になってしまい申し訳ございませんでした。 (2020年6月7日 22時) (
レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - 凛さん» いつも読んで頂き有難うございます。中々ない物を書かせて頂ける貴重な機会なのでもっとこのcpが増えるように全力でいい話書きたいと思います！時間がかかってしまうとは思いますが、気長にお待ち頂けると嬉しいです。 (2020年6月6日 5時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませて頂いてます。もし可能であればizw×hysのRが読みたいです。なかなかないCPなのでいずれ書いて頂ければ嬉しいです... (2020年6月6日 2時) (レス) id: 2deacdd7af (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - yellowjasmineteさん» あーーーそう言って頂けてとても嬉しいです！作者も書いていて新しい扉開けて状態だったのでとても共感の嵐です。これからもご愛顧下さい。 (2020年6月3日 19時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
yellowjasminete(プロフ) - ヤバイ…個人的に須貝さんは絶対左はやったのに、最新話で新しい扉が開きそうです…( ´_ゝ`)いつも楽しみにしています！頑張ってください！！ (2020年6月3日 18時) (レス) id: 135d40a35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：石岡咲枷 | 作成日時：2020年3月24日 0時
