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…ここじゃヤダって事は、
ここじゃなきゃいいんだよね？
こういう時はちゃんと拒否しないと
都合いい解釈するんだから大人は。
｢、じゃあ行こ。｣
｢へっ？！｣
驚く彼は気にせず横抱きして歩き出す。
ベッドルームに向かっている事を悟ると
俺の顔と廊下の先を交互に見ながら、
最後には目を瞑ってしまった。
トサリ、とスプリングもならない程
優しく彼をベッドに降ろした。
覆い被さる俺を見つめながら不安そうに揺れる瞳は、ビー玉みたいに澄んでいて
これからやろうとしている事を
本当にしてもいいのか一瞬怯んでしまう。
｢ねぇこうちゃん、嫌なら殴ってでも骨折ってでも抵抗してね。｣
｢骨折るって…そんな力ないですし、そもそも抵抗するつもりは更々ないですよ？｣
キョトンとした顔で首を傾げ、
さも当たり前のように言う彼。
｢はぁぁぁぁ〜……ホント無自覚でそれやってんだよなぁ……。｣
何だか良く分からないとでも言いたげな顔だ。多分当たってる。
これから俺にされる事なんて想像も
していないような無垢な顔をしている彼の頬に右手を滑らせた。
少しずつ慣れてきた一連の流れに身を任せてそっと目を閉じる彼、震える睫毛が初々しくて、普段の過程をすっ飛ばして彼の唇を味わった。
そっと離すと、互いの体液で艷めく唇に目を奪われ、直ぐさま噛み付くようにキスをした。
｢んっ、ふぅ……はぁ、……っうふぁぁ♡｣
目がハートに見えるって2次元だけの話
だと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。
今目の前の彼の瞳は、
紛れもない♡そのものだ。
浅い呼吸にも気付かず夢中で俺の首に
腕を巻き付ける。
もっとして。と啼くなんて、
その気にさせる気しかないよね？
可愛い娘の言う事は聞かなきゃね。
ニヤリと口角を上げ彼の口内を荒らす。
｢ひゅあいは、んぅ…ﾁｭｯ……んはぁ……っ、ん゛んっ!!｣
｢っ、ここ……？｣
上顎のザラつきを舌先が触れた瞬間
彼の呻き声が口腔内に響いた。
｢な、これぇ…きもひっ……んぅあぁぁっ……♡♡｣
すげぇ…。
さっきの緊張しまくった顔から一転。
これは、完全に女の子の顔してる。
｢こうひゃ、キスらけれイくの…？｣
｢やぁ…やらぁの、きもひ、らめえっ…ん゛ん゛んぅぅぅ♡♡｣
口の端から零れた唾液を吸い上げると、声にならないような悲鳴を上げながら
彼はガクリ、と膝から崩れかけた。
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石岡咲枷(プロフ) - 最後のお話、1話目を非公開にしていました。奇妙なところから文章が始まったようなお話になってしまい申し訳ございませんでした。 (2020年6月7日 22時) (
レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - 凛さん» いつも読んで頂き有難うございます。中々ない物を書かせて頂ける貴重な機会なのでもっとこのcpが増えるように全力でいい話書きたいと思います！時間がかかってしまうとは思いますが、気長にお待ち頂けると嬉しいです。 (2020年6月6日 5時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませて頂いてます。もし可能であればizw×hysのRが読みたいです。なかなかないCPなのでいずれ書いて頂ければ嬉しいです... (2020年6月6日 2時) (レス) id: 2deacdd7af (このIDを非表示/違反報告)
石岡咲枷(プロフ) - yellowjasmineteさん» あーーーそう言って頂けてとても嬉しいです！作者も書いていて新しい扉開けて状態だったのでとても共感の嵐です。これからもご愛顧下さい。 (2020年6月3日 19時) (レス) id: 781ede6973 (このIDを非表示/違反報告)
yellowjasminete(プロフ) - ヤバイ…個人的に須貝さんは絶対左はやったのに、最新話で新しい扉が開きそうです…( ´_ゝ`)いつも楽しみにしています！頑張ってください！！ (2020年6月3日 18時) (レス) id: 135d40a35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：石岡咲枷 | 作成日時：2020年3月24日 0時
