【リボーン】雪の守護者はヴァリアー所属！

第９話 子供の正体 ページ11

「え！？何でそれを……」


今さっき会ったばっかりの子供に突然 言い当てられてしまった



「貴方の足についている鎖のついた枷……。少なくとも普通の子供には付いていませんよね。それに こんな森の中に１人……。となれば、人体実験にされていたのではないかと考えました」



「君は 一体……」


呆然としてそう言うと、チャイナ服の子供はフッと笑った



「失礼、まだ名乗っていませんでしたよね。私は風といいます。そしてこちらはリーチです」


スッと前に出された白いサル、リーチはキキッと鳴いた



「差し支えなければ 貴方の名前をお聞きしても？」



「え、えっと私はAって言います……」



大人っぽい話し方に つい敬語で話してしまった




「A、ここで会ったのも何かの縁です。よければ、今までのことを話してもらえませんか？」



風と名乗ったチャイナ服の子供は、おずおずと聞いてきた



確かに これからどうしようか行き詰まっていて 特にすることもなかったので、Aは今までのことをすべて話した



「……ということなんだけど…」



そう言うと、目をつぶって話を聞いていた風が パチっと目を開けた




「なるほど……。そのようなことがあって Aは今 ここにいるんですね」



コクっとAはうなずいた




「では、Aはこれからどうしたいのですか？」



そう聞いてきたので、Aは最初の予定だったことを話した





「ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーに入りたかったんだけど……」




風は驚いたように、少し目を見開いた

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