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第36話 ページ5

「「「いただきま〜ス!!」」」



みんなで声をそろえていったと同時に、『戦闘』が始まる。



「うめ〜!!!」


「とった〜!!」


「じゃねーよ!オレのから揚げとんなよ!!」


「こら!!野菜も食べるのです!!」


「あー!!それ、オレの味噌汁!!」


「私のエビフライ、誰かとった〜!!」


「私だ。」


「お前かぁぁぁぁぁぁあ!!」


「食べるときは、帽子またはフードを取れって言ってるでしょ。」


「「「とったら、俺たちの区別つくの?」」」


「・・・今は取っておいて。」


「姉さん、そんなに欲しいなら、私のを上げるから。」


「うわっは〜い!!」


「ほら、猫ちゃん。おさしみですよ〜。」


「こら、アリス。猫には猫まんまつくってるんだから、あげない!!」


「まず、猫を拾ってきたことについて、なんか言ってくれない?」


「コスモスさん、ドックフードありますよ。」


「・・・遠慮しておく。」


「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!

誰じゃ俺の飯、丸ごと持ってった奴あぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」


「俺じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」


「見てわかるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


「静かにできないのか。」


「無理だろ。」


「バカだしな。」


「ばかじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」


「うるさいです。」



「・・・・。」


な、なんもいえねー・・・。



「これ、毎日やってるわけ?」


隣に座っている、真菜に聞く。


「そうなのです。

騒がしくて、騒がしくて・・・。

もう少し、落ち着いて食べてほしいのです。」


「まあ、残飯が出ないだけ、マシですがね。」



そう言うのは、このサブクラスのまとめ役である、夏葵。



「それもそうなのですがねぇ〜。」


「こいつらに、静かに食べろって言う方が無理だしな。」


「・・・お疲れ様です。」



ちなみにおかずなどは、一人一人分けてある。

分けてあるのにもかかわらず、それを奪い合っているのである。



「に、にぎやかで、いいんじゃないか。

元気が一番。」



「コスモス、無理があるよ・・・。

これはもう、にぎやかを超えてるよ・・・。

元気すぎるよ。





ま、楽しいけどね!」


そう言って、食べる。


「うん。おいしい!!」


みんなで食べると、また一段とおいしい。

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設定タグ:SARVAMP , サーヴァンプ , 城田真昼   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あき | 作者ホームページ:    
作成日時:2015年3月2日 15時

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