第48話 真昼Side ページ17
「おい城田。『有栖院』というやつを知らないか?」
「え、お前のこと?」
ただいま、御園と話してます。
「ちがう!!貴様、ふざけているのか。」
「えへっ」
というと、
「「「・・・((引」」」
全員から、引かれた。
「真昼くん、キャラ守ってください。」
リリイが言った。
「僕が聞いているのは、
貴様が通っている学校に『有栖院』というやつはいるかということだ。」
『有栖院』・・・御園以外の奴でな〜。
「うーん。
どっかで聞いたことがあるような気がする・・・けど。」
「そいつの名前は何という?」
「思い出せねーんだよ。
ずっと昔にな、確かに聞いたはずなんだけどな・・・。」
「そうか。では思い出せ。」
「無茶言うなよ。」
なにか、引っかかる。
『あたし、有栖院__っていうの!!一緒にあそぼ!』
何か、大事なことを忘れている気がする。
「てか、なんで、そんなこと聞くんだ?」
「そいつも、サーヴァンプを持っているんだ。
しかも、サーヴァンプの誰も知らないサーヴァンプが。」
「つまり、9人目ってことか?」
もしかして。
消された大罪の・・・。
「そいつのことは何にもわからなくってな。
そいつを手にいれた途端、その主人とともに消えてな。
ずっと探しているんだ。」
ずっと・・・な。
「なあ、『有栖院』って言う苗字なら、お前の家族かなんかか?」
そう聞けば、少し暗い表情になる。
「奴は、僕の双子の姉だ。
だが、似ていない。
頭はいいが、この家の中では落ちこぼれだった。」
双子の姉・・・か。
『あたしね、おうちから追い出されちゃったの・・・』
誰だっただろうか。
いつも近くにいる気がするのに、その顔が思い出せない。
昔から、俺といつも一緒にいた奴。
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すいません。ほんの出来心なんです。
真昼がキャラ崩壊したらどうなるのかなーって・・・。
す、すいませんでした!!
だ、だから、石を投げないでください!!
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作者名:あき | 作者ホームページ:
作成日時:2015年3月2日 15時