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「A、帰ろう」
「うんっ」
部活帰り、暗い夜道を
二人で帰るのが当たり前の日々。
好きな人と行きも帰りも一緒なんて
本当に幸せすぎて呪われそうだ。
「如月の調子はどう?」
「あのね、あの子、のみこみが早くて
今日のうちにマネの仕事を一通り教えれちゃった」
べらべらと彼女のいい所を喋りすぎて
京治に「A、久々の饒舌の巻」と
笑われてしまった。
「まあAがいいって判断したなら、
俺はAを信じるけど」
「本当、謎の信頼だなー」
京時に言われると、期待してしまうから駄目だ。
「16年も一緒に過ごしてんだから
これくらく当然でしょ」
(…幼馴染として、か)
無言の私に、京治は首を傾ける。
「A?」
「んーん。確かに16年も幼馴染やってりゃ当然か!」
少し無理のある笑顔だったかもしれない。
本当だったら異性として見られてなくて、
すごく苦しいから。
「…まあね」
京治も京治で微妙な表情をしている。
少し異様な雰囲気のまま別れた。
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無気力さん(プロフ) - JKさん» 赤葦のイケメンさは、全て使わないと勿体無いので、すごく頑張ってます!笑 夢主ちゃんの感情は、繊細さをだそうと交信するときすごく考えてます笑 更新頑張ります! (2018年4月1日 21時) (レス) id: 14336173ff (このIDを非表示/違反報告)
JK - あと夢主の感情がすごく共感できて、続きが気になります!!更新待ってます! (2018年4月1日 18時) (レス) id: da8b836921 (このIDを非表示/違反報告)
JK - 赤葦のいいところが細かく描写されていて、さらに好きになってしまいます!!ほんとにかっこよすぎですね! (2018年4月1日 17時) (レス) id: da8b836921 (このIDを非表示/違反報告)
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