【ルパン三世】闇医者なのに表の世界に巻き込まれた【名探偵コナン】 (ページ10)

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9話ページ10

〜〜そこから更に2時間後〜〜

ギィィ……

隠れ家として借りている部屋の玄関が開く音が遠くで聞こえる。
10分事に確認していた現在地を示してくれた画面は、俺が居る場所で止まっている。

ﾊﾟﾀﾝｯと読んでいた本を閉じ、眼鏡も取る。
うるさいのが帰ってきたな。

なんて思いながらその場を移動した。

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ルパン「ホントにもー！！演説するにしても言い過ぎでしょ！」

次元「まさか今日来るとは思ってもいなかったからな。」

ルパン「だとしてもやっていい事と悪い事があるでしょー！！！」

『うるさいぞお前ら。』ｷﾞｭｯ

ルパン「イッﾀｲ！！」

2人の言い合い(ルパンの一方的)を聞いて何となく状況はわかった。

本来ルパンがこれまでやってきた脱出の手口を次元がヴェスパニアの軍人に演説したらしい。
その演説で今回使う予定だった逃走用ルートや物全てが亡きものにされ、奇跡的に徒歩での帰還を果たしたとの事。

目の前には包帯を巻かれた男2人の姿。
普通によくこれだけの怪我で済んだなって思えるものばかりで、数日経てば治るだろう。

まぁ、しかし

『今回は次元が戦犯かな』

次元「こちとらこの国にボディーガードとして雇われて、講師も頼まれてんだ。やるには適当なこと教えねーよ。」

はいはい。
適当に流しながら使い終わった包帯や器具を収めていく。
明日ちゃんとここらは消毒しないとな