【ルパン三世】闇医者なのに表の世界に巻き込まれた【名探偵コナン】 (ページ9)

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8話ページ9

ルパン「そんなに疑わなくても」

持ってきたカバンに丁寧に鉱石を入れ始めるルパン。
これまで意味の無いものを盗んできた訳ではないが
今回は見つけ方が呆れるものだったからこれ以上言うのはやめた。

ﾋﾟｰ、ｶﾞｯ……

『ん？』

ヘッドフォンから少し通信が不安定になった音が聞こえ始めている。
ルパンが持っている鉱石が原因……？

いや、それだとしたら初めの時点でずっと不安定になるはず。

『おいルパン、次元。早めにそこから離れた方がいい。』

嫌な予感がしてすぐに通信で伝える。

ルパン「なんだt《ｻﾞｰｰ》……！次g《ｻﾞｰ、ｻﾞｰ》」

次元「《ｻﾞｰ》！！《ｻﾞｰ、ｻﾞｻﾞｰ》」

が、時すでに遅し。
何かしらの妨害が加えられ通信が不可能になってきた。

『ﾊｧｰ』

平和と謳われるヴェスパニアに気を抜いたのがいけなかったな。
ｸﾞｨｰと両腕を前に伸ばし、1度気持ちを整える。

よし。

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ、ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

とりあえず、2人が居る場所をPCに取り込んで書き上げた独自のハッキングツール(ルパン作)を元に割り出す。

予め使い方は聞いてはいたが、実際やるにしても自分自身なのでやりたくはなかった。
時間との勝負になるのでミスは許されない。

ﾋﾟｯﾋﾟ、ﾋﾟｰ

居た。使う予定だった通路Aを変更してCに移行して進んでいるようだ
もう少し詳細な位置を探りたいが、メインで使う予定だった機材が使えなくなっている。

おそらく車に積んでいた物も壊されたりでもしたのだろう。非常に面倒くさい。

……本当に面倒くさい。

2人が生きて移動しているのはわかったので、襲撃を受けて怪我でもしてる事を視野に入れ救急セットの準備に移った。