【ルパン三世】闇医者なのに表の世界に巻き込まれた【名探偵コナン】 (ページ8)

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7話ページ8

〜1時間後〜

『こいつは先月の支払いが停滞してるな……。
ブラック入りになる前に催促して、んでこいつが。』

ルパンのふざけた発言のあと、まぁあの中からすぐに見つける事は出来ずに時間だけが過ぎる。

俺は前に引き受けた依頼の支払い状況を整理していた。

出来れば一括で支払ってくれるのが1番だが、状況が状況で支払えない奴もいるため後払いを一応できるようにしている。

次元「ふぁぁあぁああぁ……。」

『でけぇ欠伸するもんだな。』

こちらからは見える映像は次元の頭部についたカメラで送られてくるもののみ。

そのため姿自体はルパンしか見えない。
でも声は2人を拾ってくれるため、欠伸などもバッチリ入る。

次元「そりゃこれだけ時間かけてやってるにしても、
使ってるものがアレじゃあな。」

『と、言われてますが。』

ルパン「こっちは至って真剣ですー！！」

どうだか。
確かに隠密に特化したものでもまだやりようがあったんじゃないの？

と言っても、俺自身ちゃんといい案がある訳では無いから口には出せない。

ルパン「お？」

次元「どうした」

何があったのか、資料を漁る手を止め映像を見る。

石の山に少しづつ登りながらダウジングで探していたルパンの足取りが軽くなっているのが見える。

なんならダウジングもぐるぐる回している。

ルパン「来てます来てます！！」

ようやくか。
そう思い自身の作業を片付けを始めた。

ルパンが鉱石を見つけ終えたのであれば、今度はルートの案内が頼まれている。
なるべく手元に物がある状況は避けたいので離れた机に置く。

次元「本当にこんな石っころが世界を変えるってか？」

そう言う次元の声が聞こえてチラリと映像を見る。
おそらくルパンが見つけた鉱石を見ているのであろうが……。

『ただの石じゃん。』

ルパン「だからただの石じゃないっつーの！」