【ルパン三世】闇医者なのに表の世界に巻き込まれた【名探偵コナン】 (ページ19)

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18話ページ19

ご飯を食べ終わったあとは2人の怪我を再度診察。
次元は5日後に帰国するミラ王女を護衛するのが決まっている。
護衛以外にも講師もある為、早目の治療を試みるが
手の怪我じゃないから本人が診察を面倒くさがっていた。

『何のために俺が居ると思ってんだ。』

次元「これぐらいどうってことねぇよ。」

ルパン「とか言ってー。」ﾂﾝﾂﾝ

次元の怪我を包帯の上から突くルパン。
ﾋﾞｸｯと少しだけ動いた次元はルパンの手首を掴んで、思いっきり握り締める。
あー、そこルパン痛めたところ。

痛い！痛い！と言い始めたルパンに物理的に痛い所を突かれて怒る次元。

やってること子供かよ、と1人ため息をついた。

五ェ門「醜い争い。」

『ホント、五ェ門を見習ってくれ。』

とりあえず朝から騒がれるのは困る。
クレームきたらこっちの責任になるしな。

近くにあった雑誌1冊を丸めて

ｽﾊﾟﾊﾟｰﾝ！！！

いい音を響かせて2人の頭に1発叩き入れた。
俺より年上であろう大人が何してんだよ。

ルパン「ちょっと俺怪我人ですよー！」

『怪我人なら大人しくしろ。』

次元「ｹｯ。」

『次は怪我の上から叩くからな。』

そう言えば大人しくなる。最初からそうであれ。

・

診察が終わったあと、3人は用事があると家を出た。

ルパンはヴェスパニア鉱石の加工を続けるために自身のアジトへ。
そこなら今持っている道具より細かい物も置いているらしい。

次元はミラ王女が国に居なくとも、国に雇われている。
長い外出をし過ぎると問題になりかねない。

五ェ門は来たばかりなのもあり、1度ルパンのアジトを把握しないといけない。
このままルパンと共に家を出るそうだ。

それならばと朝市で買ったサンドイッチを渡す。
昼飯もしくはすきっ腹の時にでも食べろと押し付けた。