【ルパン三世】闇医者なのに表の世界に巻き込まれた【名探偵コナン】 (ページ13)

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12話ページ13

風呂から上がったルパンにタオルを渡し、服は適当なものを来てもらう。
服の替えは患者用で一応持ち歩いている。

ルパン｢……。｣ｸﾝｸﾝ

『？どうした。』

俺が渡した服を｢ありがとナス〜。｣とか言い受け取ったルパン。
上の服をガバッと勢いよく着たと思ったら、何を思ったのか急に袖口部分を嗅ぎ出した。

毎回使い終わったらちゃんと洗っているし、今着てもらってるはまだ1、2回しか使っていない服。

もしかして洗剤の匂いが気に入らなかったのだろうか？

ルパンの行動を見ながら、そういった考え事が浮かび様子を伺う。

両腕の袖口を確認程度で嗅ぎ終わったルパンが顔を上げて俺に向かって口を開く。

ルパン｢やっぱ、ルカが持ち歩いてる物薬品の匂いが少しする。｣

『え、そうなのか？』ｽﾝｽﾝ

予想していなかった言葉で思わず自分の白衣を確認してしまった。
普段着ている白衣からするのは分かるが、まさか患者用にまで移っているとは。

しかも持ち歩いてる物と言ったな、こいつ。

『服以外でも薬品の匂いするのか？』

ルパン｢ほんのり匂うかなーってぐらい。臭いとかそういった類じゃないし、俺は嫌いじゃないぜ。｣

このまま借りるわ〜、といいそのままリビングに行くルパン。
ルパンがいいのであれば今はいい。
しかし患者によっては不快を示す者もいる。体調も悪くする奴も居るため改善した方がいいだろう。

服を入れている入れ物も1度買い換えてみるか。

ならば忘れない内に、と
その場で胸元からメモとペン取り出し、買い物リスト項目に書き記す。

明日にでも市内へ買い出しに行くか