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1話 ページ2

ヴェスパニア ヴェスパランド広場
PM00:15


カチカチとパソコンを操作する隣の奴

俺と背中合わせで違う席でコーヒーを飲む奴



『……お目当てのもんは簡単そうか?ルパン』


パソコンから目を離さずに、顔色一つ変えることなく相手は言い放った



ルパン「いや、ほーんと厄介なこと。大事に大事に守られちゃって。」


過保護もいいとこ。と続けて言う


……結構面倒くさそうだなぁ
簡単であれ余裕だと言っている奴がこんな事言うんだ、きっと今回もやばい物に手を出す気だろう



…にしても


『…ぁちぃ』ズー


目の前に置かれたグラスの中にある、アイスコーヒー
それをストローを使って飲む

ガラス容器の外側は水滴で滑りやすくなっている。
前にこういったものを飲んだ時、誤って滑らせ割る所だったので以降冷たい飲み物はストローで外では飲んでいる。


冷たい飲み物を飲んで自身の体力回復を図るが
今の服装がほぼ黒で、白衣の代わりに黒のジャケット

こんなの太陽の光を吸収しまくりじゃねぇか
いくら日射しを遮るパラソルの下でも、これはキツイ



次元「おいおい、死にそうだが大丈夫か?」



見かねたように声をかけてくる次元。
…いや、でもお前もそんな格好変わらないのでは


『ほとんど同じ服装のお前は暑くねぇのかよ。次元』


次元「慣れじゃねぇのか?」



こいつ絶対おかしい

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作者名:K介 x他1人 | 作成日時:2016年10月16日 16時

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