13人の不良くん２ (ページ8)

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??「帰ってたんだ、」

今にも目を閉じて寝そうな勢いだったのに声の主を見ては飛び起きた

そこにはいつもこの時間は爆睡(!?)してるはずの

ウォヌさんがいた。

『…ただいまです』

WN「おかえり」

～暫く沈黙～

待って…普通に気不味いんですけどT^T

なにこの空気は…

『…目覚めたんですか？』

WN「いや、腹減って寝れなかった」

『え、何か食べますか？』

WN「なんかあんの？」

『おつまみ程度ならあると思うので持って来ますね』

それよりウォヌさんがお腹すいて寝れないなんて珍しいな

いつもは本読んだらすぐ寝てるのに

そんな疑問を覚えつつもキッチンからおつまみと飲み物を持ってリビングに戻って来た

『こんなのしかなかったです。すいません』

WN「サンキュ」

サ、サササササササンキュ？？？？？

サ、サササササササンキュってありがとうって意味でしたっけ？？？？

ウォヌさんにありがとうって言われたの今？！？！

なんか嬉しいかも…T^T

ありがとうございます神様！！

ソファーに座ってお菓子を無心で食べているウォヌさん

なんか…可愛い！！！！！

って、おい。そんな事言ってる暇はないぞイA!!!!

『あの…』

WN「ん？」

『今朝はすいませんでした。」

WN「......俺の方こそごめん」

『そんな、私が悪かったんです。本当すいません(一礼)』

WN「ねえ、」

さっきまで私と視線を合わそうとしなかったウォヌさんと急に目が合う

『はい？』

WN「ここ来て」

そう言ってウォヌさんが座っているソファーをぽんぽんと叩く

『え？』

WN「早く」

『あ、はい』

急かされたら行くしかないこの私の単純人間度

ウォヌさんに言われるがままにソファーに座る

WN「もっとこっち」

そう言ってウォヌさんに手を引かれて

半径？！いやもう肩と肩が当たってるぐらいの距離に座らされる

でも何故だろう。

とてつもなく眠い

隣にいる人がいる安心感からか

気付けばうとうとしてて

WN「俺さ…でさ」

ウォヌさんの声が遠くに聞こえた

そうして

私の意識はそこでぷちんと切れた