夜の街の13人男子 ２

ぶかぶかな服 ページ5

..


HS「ただいま」


リビングでスマホをいじりながら
スニョアを待っていたら


上半身裸のスニョアが髪の毛をタオルで
拭きながらリビングに入って来た



A「おうふ、な、何で裸？？
服着てよ！！！」



HS「まだ暑いから着ない。
何？興奮してんの？！？(笑)」



う、うぜぇ…
た、たしかに


いや違う。確かにじゃない！
誰だって異性の は、裸見たら
それなりの反応は す、するでしょうよ？！




A「し、してないし！
もうお風呂行くね！！
あ、違う。お借りしますね…」





ふう、スニョアのやつ！
会いたいとか思ってた自分を殴ってやりたい



風呂から出たらドアの向こう側に影が見えた



HS「出た？」



A「うん、何？覗き？？
お母さん呼びに行くよ？？」



HS「ちげーわ(笑)
パジャマていうか着替え。
廊下置いとくから」



そう言ってスニョアの足音が
遠くなって行った。




ワッ、本当だ。
私さっきスニョアに煽られて
下着とか全部リビングに…



恥ずかしすぎる(泣)



身体にタオルを巻いて廊下に置いてある
着替えをとってそれに着替える。



あれ、服まで置いてある。
しかもこのTシャツ見たことあるから
絶対スニョアの服だ。



何だかんだ優しくて暖かいスニョア
こういうところだよねスニョアの良さって。



スニョアが用意してくれた服を着たら
スニョアの匂いがした。
って私なんか変態みたいだ…黙ろう


お風呂から上がってリビングに行くと
スニョアはまだ起きていた。



HS「ふっ(笑)ちょっと大きかったな」


私がリビングに入って来たから立ち上がって
私の目の前まで来て止まるスニョア


半袖だから袖は関係ないけど
肩の位置が合わないからスースーした



A「服ありがとね。洗ってかえすね」



HS「いいよ、そんなの(笑)」



次の瞬間視界が暗くなり
頭にタオルを被せられて
わしゃわしゃとスニョアに拭かれる





A「やあ！雑！！！痛いから！(笑)」



HS「夜だから静かにして下さい(笑)」



何だ、何だ。完全に私で遊んでるだろ…










でも、






こんな時間がずっと続けばいいのに。




って思ってる私がいた。

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