グリフィンドール学生1-1【シリウス夢】 ページ2
設定：グリフィンドールの夢主
相手：シリウス？
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「暇ぁ！！」
グリフィンドールのある日の談話室。
ジェームズとシリウスとピーターが声をあげた。
「暇なら勉強しなさい。」
リリーとリーマスが呆れた顔をする。
ここ最近、雨続きで外にも出れず悪戯にも飽きてせっかくの休日だというのに一同グタグタしているのだ。
「…カラオケしよう！」
さっきまで本を顔にかぶせてソファで寝ていたさりがムクッと起き上がってみんなを見た。
「カラオケ？なんだそれ」
「日本の高校生の暇つぶしと言えば、カラオケでしょ。」
さりはニヤリと笑う。
さりが杖を振って作り出した空間にみんなびっくりする。
キラキラ光る謎のネオン照明。
ステージに巨大モニター。
机と机を取り囲むようなソファー。
山盛りのお菓子とジュース。
そして分厚い本とリモコンにマイクが人数分。
マラカスやタンバリンまである。
「ジャジャン！！カラオケボックスの完成！」
面白そーじゃん！！とみんな興奮している。
「本とリモコンは雰囲気を出す飾りだから、好きな曲は杖でかけてね。
曲が始まったらステージで歌うんだよ」
さりがカラオケのシステムについて簡単に説明する。
「さぁ、みんな好きな曲を歌ってストレス発散するのだ！！」
ここに第1回グリフィンドールカラオケ大会が始まった。
衣装も変えよう！とステージに上がったみんなの制服をさりが魔法で変えていく。
シリウスとジェームズとピーターは妖女シスターズの衣装になって、ステージで熱唱。
リリーはマグルの間で人気の女性シンガーの衣装で可愛い歌声を披露しジェームズをメロメロにさせた。
さりとリーマスは盛り上げ役に徹している。
「僕は歌はダメだから、さり歌いなよ」
リーマスがそう言うと、リリーも日本の歌聴きたい！とワクワクしている。
それじゃ…とさりがステージに上がって、杖で自分に魔法をかけた。
「キャー！可愛い！」
リリーがキャーキャーと声をあげた。
男四人はポカーンである。
シリウスに至っては、口からジュースを盛大に吹き出した。
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作者名：ツクモハヤト | 作成日時：2019年9月12日 8時
