変わらないよ SC ページ4
1「ゔっ!」
男はうめき声とともに床に崩れ落ちた
SC「バカだなAちゃんの方を向いたら俺がお前を殴るに決まってんだろ。頭に血が上ってそこまで気が回らなかったのか?」
男の手から銃をひったくって警備員を呼んだ
直ぐに警備員が来て男2人を連れて行った。
SC「…俺達は恵まれてなんかねぇよ」
すれ違いざまにそう言うと男は少し驚いた顔をした
部屋の中は2人だけの静かな空間になった
Aちゃんを拘束していた縄をほどき口を塞いでいたテープを外した
『スンチョ…』
Aちゃんが俺の名前を呼ぶ前に抱きしめた
SC「ごめん、怖かったでしょ?もっと早く来れば怖い思いなんてしなくて済んだのに。泣かなくてよかったのに」
『スンチョルさんのせいじゃないですよ寧ろスンチョルさんがいなかったらどうなっていたか』
またそうやって無理して笑う
SC「無理して笑わなくていいんだよ。泣いていいよ」
Aちゃんを安心させるために腕に力を込めてこれ以上くっつけないのに隙間がなくなるんじゃないかってくらい抱きしめた
『怖かった…死んじゃうかと思ったよ…』
Aちゃんは俺の袖を弱々しく握った
何だか今にも消えてしまいそうで怖くなる
SC「大丈夫。俺はAが何処にいても見つけてあげる」
『スンチョルさん…』
SC「もう一度、俺にチャンスをくれないかな?やっぱり俺の隣にいてほしい」
やっぱりこれが俺の本音。
だけだけ離れても時間が経っても変わらなかった俺の気持ち
Aちゃんが弱ってる時にこんな事を言うのはずるいって自分でも分かってるけどそうするしかないんだもん
ねぇ、返事を聞かせてよ
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蓮兎 - 紫陽花さん» 返信遅れて申し訳ありません!読んでいただいてありがとうございます!よし、じゃあジンさんのお話早急に書き始めますね!(チョロい) (2019年5月1日 21時) (レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 私、この作品を読む時は待ち受けをクプスにしてて、たまに戻ってにやけて、って繰り返してたんです!それも終わりかぁってなって寂しかったんですけど、まさかのジンさんで、今度は待ち受けがジンさんになりそうです (2019年5月1日 2時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮兎 | 作成日時:2019年4月21日 0時