幸せはどこへ ページ49
『ねぇミンギュおかしくない？』
MG「おかしくないですよお嬢様。何回このやり取りするかですか。早く行きますよ」
今日は初めてイ財閥の令嬢として参加するパーティー。おかしいところがないか確認してもしたりない
車に乗っている間もミンギュに聞こうとしたら聞かないでくださいって出鼻をくじかれた。
MG「着きましたよ、お嬢様」
『ありがとう』
やっぱりエスコートはミンギュがしてくれた。背が高くてやりにくい。
MG「じゃあお嬢様、このお部屋で呼ばれるまでお待ちください。すぐ戻ってまいりますが」
『わかった。ありがとうミンギュ』
ミンギュは一礼して部屋を出て行った
1人になって暇になる。それから間をおかずに扉がノックされた
『はーい』
「失礼します。お嬢様、取締役がお呼びです」
『あ、はい！』
「ご案内します」
部屋を出てその人についていく
小さな部屋の前に来た。
『…ここ、ですか？』
「えぇ、どうぞ」
たまたま近くにハリさんが見えたから聞きに行く。すると後ろからハンカチで口を押さえられた
『！？んー！ん"ー！』
口を塞がれていて声が出ない。廊下にネックレスが切れて散らばる。靴が脱げた。
小さな部屋に入れられて意識を失った
---
2「お、起きた？」
怖くて声が出せない。涙が零れ落ちる
2「え笑なんで泣いてんの笑」
1「お前の顔面」
2「は？ふざけんなよ」
2人男の人がいて、1人が近づいて来た手足が縛られてて口もテープで塞がれてて何もできない。怖くて後ずさる
1「怖いの？俺らが」
その人は手に顔を添えて私の涙を拭き取った。気持ち悪い。やめてほしい。
2「怖くないは強すぎるわ」
1「それ笑」
1人の人があ、と思い出した様に何かを言った
1「お前の友達にこの銃見せたら可哀想なくらい怯えてたよ」
そう言って銃を取り出した
2「そりゃそーなるわな。俺あいつ覚えてるもん」
1「これ、15年前君を撃ったやつ」
このままじゃ殺される。でもどうすることも出来ない
2「意外とスタイルいいよねー君」
そう言って近づいてきた男は私の耳を触って顔を近づける
『んん"ー！』
2「やなの？」
もうちょっと我慢してねーと言って離れていった
1「最後になんか言っとくことないの？遺言」
そんなの考えたくもない。でも、1番最初に浮かんだのは…スンチョルさんだった
ずっと閉じ込めてた日々を思い浮かべてしまった。涙が、止まらなくなった
助けて…スンチョルさん
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蓮兎 - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。直ちに対処させていただきました。 (2019年4月9日 17時) (
レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年4月9日 12時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮兎 | 作成日時：2019年4月9日 11時
