物知り SC ページ48
次の日、イ財閥がクリスマスパーティーで挨拶させると決めたらしい。丁度いい。
DN「ヒョン、なんでイ財閥は今戻ってこれるんですか？」
SC「え？あぁチャニは知らなかったな
イ財閥の令嬢がパーティーの時に銃で撃たれたんだよ。俺もその時いなかったけどな。それで療養に専念するために部下に会社を譲った。まぁ、信頼が厚い人だから部下たちが休暇っていう扱いにしたらしい。だから今戻って来たんだ。療養が終わったから」
DN「そうなんですね…犯人は捕まったんですか？」
SC「そこまでは分からない。でも捕まったって報道は見てないな」
DN「それ、大丈夫なんですか？」
SC「まぁ、パーティーの警備は強化されてるし大丈夫だろ」
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迎えたパーティーの日
SC「お久しぶりです」
いろんな人に決まった挨拶を交わす
SC「お、ジョンハン」
JH「よ。聞いたか？イ財閥」
SC「聞いたから来てんだよ」
JH「まぁそうだよな」
なんだか今日のジョンハンは顔が険しい。何か悩みでもあるのか？返事もそっけないし。
SC「…どうした？お前。」
JH「いや、別に」
そう言うとどこかへ行ってしまった
なんだあいつ。
まだ会場に令嬢さんは現れていないらしい
俺は暇つぶしにメイン会場を出た
廊下を歩いていると音楽の音が大きくなった。てかうるさい。誰だミスったやつ
耳を塞ぎながら気の向くままに歩いてみる
ん？なんだこれ
そこには何かの装飾の様な小さいパーツが落ちている。拾って見てみるけど…わかるわけないか
SC「ん"っ…」
頭に強い衝撃が加わった
1「おーおー呆気ねぇなぁ」
2「やめろよ笑アレぇ？チェグループのスンチョルさんじゃないっすかー！」
1「あ、本当だー！お会いできて光栄ですー！」
SC「うるせぇな…誰だ、お前ら」
スングァナに渡された資料にこんな奴載ってなかった。歪む視界でなんとか捉えた男2人の姿。段々元に戻ってきた
…鉄パイプか。
1「じゃあ、これ見たらわかる？」
そう言ってポケットから取り出したもの…
SC「！？」
2「俺らみたいな奴は何でも知ってんの笑馬鹿は物知りだからね」
銃口を突きつけられた
2「わかんないか！これだけ見ても」
1「今さっきのやつは面白いくらい虚取ってたけどな」
2「じゃ、おやすみ〜」
そう言ってもう一度今さっきより強く俺を殴り走って逃げていった。視界がぼやけて頭が痛い。なんとか壁を伝ってメイン会場へ戻らなくちゃいけないのに
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蓮兎 - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。直ちに対処させていただきました。 (2019年4月9日 17時) (
レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年4月9日 12時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮兎 | 作成日時：2019年4月9日 11時
