トークと電話 ページ40
15分ほどで到着したチャンさんの車に乗り込む
丁度お昼時だったので近くのレストランに入った
食べ終わった時にチャンさんから提案された
DN「ねぇ、どうせだし夜ご飯もどっかで食べて帰らない？」
『え…でもお屋敷の皆さんは』
DN「連絡すれば大丈夫だと思うよ。今日ももう少しすれば連絡がまわって来ると思うしね」
『そうなんですか』
DN「うん…あ、グループトーク招待してなかったっけ！？」
『グループトーク？』
そんな物が存在していたとは驚いた
DN「そっかそっか〜そのグループトークは使用人だけのトークでねこういう時に連絡するんだ。主にご飯の事なんだけどね」
ほらこれと言ってそのトーク画面を見せてくれるチャンさん
そこには今日の夕食について熱い議論が交わされていた
『そっか、全員休みだから』
DN「そういう事。だから普段料理担当じゃない人が作ったり、その場にいる全員で作ってみたり…あ！前バーベキューやった時は楽しかったな。その時スングァ二ヒョンが商談中のスンチョリヒョンに写真送って飯テロしてたんだよ。ちなみにその次の日もバーベキューでした笑」
『そんな事が笑でも楽しそうですねそれに皆さん本当に仲良しだし』
DN「そうだね、スンチョリヒョンが雇い主と使用人っていう関係性よりみんな家族っていう思いを尊重してるからかな」
そんな話をするチャンさんの顔はとても誇らしそう
凄くスンチョルさんの事信頼してるんだろうなそれこそ私なんかぎ敵わないくらい
本当にすごい人だなスンチョルさん。まさかこうやって惚れ直すことになるとは笑
DN「どうする？」
『お店のディナーもいいけど…』
DN「帰ろっか！」
『ですね！』
DN「…うん、これで良し！」
チャンさんが再び見せてくれた画面には僕とAちゃんも追加でと打ち込んであった
グループトークに追加して貰った私、とチャンさんはお屋敷に戻るため駐車場へ行き車へ乗り込む
prrrr.prrrr
スマホを取り出すと私のスマホはハリさんと表示している
『はい、ハリさん？』
HR「今、チャン君といるの？」
なんだかいつになく切羽詰まった様子のハリさん。まるで何かに追われているみたい
驚きで一瞬歪んだ私の顔を見たらしいチャンさんに大丈夫？と顔を覗き込まれた
『えぇ…はい』
HR「早く帰ってきて！急いで！」
電話口でいうハリさんの口調で尋常じゃないことは分かった。チャンさんにも聞こえたらしい
『わ、わかりました』
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蓮兎 - ユンさん» ご指摘ありがとうございます。対処させていただきました。 (2019年4月14日 0時) (
レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 「いらっしゃいませ」が「いらっしゃしませ」になってますよ (2019年4月11日 15時) (レス) id: c8e3630b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮兎 | 作成日時：2019年4月3日 20時
