小さい時から ページ32
部屋が暗くて顔がよく見えないけどベットに座らさせた
『ちょっとスンチョルさん?』
誰かは確かめなくてもわかる。この棟には3人しかいないから
自分も隣に座るスンチョルさん
『どうしたんですか?』
SC「ごめん、今日1人にして」
そう言って私の両手を包み込む
もう当たり前みたいになってしまったこれ。嫌じゃないから特に何も言わないけど
きっとお友達と喋ってた時のことかな
『あんなの全然大丈夫です。会場散策できたし。それに知り合いとも会えたし』
SC「知り合い?」
『はい』
SC「誰?」
『ハニオッパ…あ、ユン・ジョンハンさんです』
スンチョルさんが固まった
どうしたのかと顔を覗き込む
SC「…ジョンハンと知り合いなの?」
『幼い時によくお世話になったんです』
SC「そうなんだ…。ていうか今日ジョンハンいたの?」
『いましたよ?』
SC「会いたかったな」
そんなに悲しそうな表情を浮かべられてしまったらなんて言っていいか分からなくなる
『ハニオッパと会ってないんですか?』
SC「うん…もう6年くらいになるかな」
『そんなに!じゃあソクミナオッパともお知り合いですか?』
SC「え!ソクミナもいたの」
とてもしょんぼりしてしまった
『また、会えますよ』
SC「もう6年も待ってるのに?」
自虐気味に言ったスンチョルさん。まずかったかな
『はい、必ず。諦めなければいつか会えます』
SC「じゃあ俺がこれ以上そう思わないようにAちゃんは俺から離れちゃダメだからね?」
『はい、わかりました』
そう言うとやったーと言って抱きつかれた
やばい、顔が熱い、絶対真っ赤だ。
いきなり抱きつかれると心拍数が上がるからやめてほしい。これは慣れない。
『スンチョルさん、パーティーでお酒飲みました?』
SC「うん、飲んだよ」
だからこんなにいつもと雰囲気が違うのか…!
なんか今日いつもと違ってふわふわしてるもん…!
SC「あと」
『はい?』
SC「Aちゃんがあいつらの事オッパって呼んでるのもちょっと嫌」
相変わらず離してくれないから耳に息がかかってくすぐったい
『あ…でも、それはしょうがないじゃないですか』
SC「何で?」
『ちっさい時から一緒にいたし…』
SC「ふーん」
何だか不服そうですね、スンチョルさん
SC「じゃあ俺の事もオッパって呼んでくれる?」
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蓮兎 - ユンさん» ご指摘ありがとうございます。対処させていただきました。 (2019年4月14日 0時) (レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 「いらっしゃいませ」が「いらっしゃしませ」になってますよ (2019年4月11日 15時) (レス) id: c8e3630b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮兎 | 作成日時:2019年4月3日 20時