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幼馴染のお兄ちゃん ページ4

『…え?』


そこからは何を言われたか覚えてない。でもメモした紙は手に握っていて夢じゃないことは頭が痛感している。
早く病院に行かなきゃ、お母さんは無事?手術は成功するの?どれくらい痛い思いをしたの?
考えがまとまらなくて体が動かない。呼吸が乱れて視界がぼやけてもうどうしたらいいかわかんない


VN「Aもうすぐ午後のお店始まるよ…ってA?どうしたの?」


私の肩を掴んで強く揺さぶられる
その振動でようやく体が動いた


『お母さんが、お母さんが…!事故に…』


最後になんとか絞り出した事故という言葉が聞こえたようでバーノンさんは私の荷物をまとめて持つと私を押すようにお店に出た


JN「…どしたの」


ジュンさんが危機迫った表情のバーノンさんと小刻みに震えながら泣いている私を見て言った


VN「Aのお母さんが事故にあったみたいで!」


ジュンさんは屈んで私を抱きしめてくれた


JN「ボノニ、倉庫にいるシュアヒョン呼んできて」

VN「はい!」


バーノンさんは走ってシュアさんを呼びに言ったみたい


JN「怖いよね、大丈夫だよ。Aのお母さんはAを置いて何処かに行ったりしない」

『絶対…ですか?』

JN「うん。絶対。」


今1番ほしい言葉をくれたジュンさん。迷いなく言い切ってくれた事と背中をさすってくれているしっかりした腕で私は少し冷静になった。


JS「Aちゃん!大丈夫?安心して、取り敢えず迎え呼んだから早くお母さんのとこ行って!」

『はい、皆さんすいません。迷惑かけて』

JN「迷惑じゃないよ!Aが困ってたら助けるのは当たり前でしょ!」


なんで迷惑なんて思うのーと、頰を膨らませるジュンさんのおかげでちょっと笑えた。

数分するとドアのベルが激しい音を立てた。ていうか落ちた。

?「A!早く行こう!」

JN「ちょっとミンギュベル落ちちゃったじゃん!」

VN「ヒョンAを流せたら許しませんからね!」

凄く非難されていてうろたえているのが小さい時から面倒を見てくれているミンギュオッパ
ていうか、オッパとこのお店の人達は知り合いなのね…?知らなかった。

MG「分かってます!次来たとき直しますから!」

JS「もう分かったから早く行って!」

MG「はい!行くよ!」

『うん!』


ミンギュオッパに手を引かれ、私は病院へと向かった

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蓮兎 - ユンさん» ご指摘ありがとうございます。対処させていただきました。 (2019年4月14日 0時) (レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 「いらっしゃいませ」が「いらっしゃしませ」になってますよ (2019年4月11日 15時) (レス) id: c8e3630b33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮兎 | 作成日時:2019年4月3日 20時

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