不思議と距離といきいき ページ26
ジフンさんは驚きを露わにした
『あれ、知ってました？』
WZ「いや、初めて聞いた」
『そうですか。まぁ、小ぢんまりとしたカフェですしね』
WZ「バイトがそんなこと言っていいのかよ笑」
『大丈夫です笑、オーナーは優しいので』
WZ「そっか」
その後もカフェSEVENTEENについて色々と聞いてきたジフンさん
『そんなに気になるなら今度案内しますよ？』
WZ「！本当か？」
『はい、でもそんなに気になるなんて何かわけでもあるんですか？』
WZ「いや、特に」
不思議な人だなぁ…
prrrr.prrrr
スマホがなった
WZ「…お前じゃない？」
『あ、本当だ。ちょっとすいません』
少し離れて電話に出る
『もしもし？』
HR「もしもしAちゃん？今日何時に帰って来れそう？」
『えっと…』
時計を見ると今は4時45分
『6時30分には帰れると思います』
HR「そう、じゃあなるべく早く帰ってきてね」
『はい、分かりました』
今から自転車で行けば1時間45分ほどで着くだろう
お屋敷からカフェまでは自転車で1時30分。カフェから病院までは自転車で15分。意外とお屋敷から遠い位置にある。
WZ「おい、どうした？ぼーっとしてるけど」
『あ、大丈夫です』
WZ「そうか…」
『あの、突然申し訳ないんですけどバイト先から連絡があって戻らなきゃいけなくて…』
WZ「了解。大体俺いるから時間ある時に来てカフェ連れてってよ」
『分かりました！じゃあまた』
ジフンさんとわかれて自転車をかっ飛ばす
6時30分を少し過ぎたくらいの時間に着いた
『ただいま戻りましたー！』
HR「あ！Aちゃんこっち！」
またいきいきしたハリさんに引っ張られた
そしてたどり着いたのは大きな衣装部屋。ドレスがたくさんある…
HR「Aちゃん、今度パーティーがあるのは知ってる？」
『あ、なんか皆さん話してますよね』
HR「そう、そのパーティーにAちゃんも参加することになったの」
『…え？』
HR「ほら、役割的にAちゃんが担当なのよ。だからこれからパーティーへの参加も多くなるだろうから、頑張りましょうね！」
『えっ…と、それでなぜここに？』
HR「決まってるじゃない、ドレス選びよ！」
『え、メイド服じゃないんですか？』
HR「もちろん、メイドたるものドレスコードは守らなくちゃ」
だからいきいきしてたのか…
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蓮兎 - ユンさん» ご指摘ありがとうございます。対処させていただきました。 (2019年4月14日 0時) (
レス) id: 5f35896a0c (このIDを非表示/違反報告)
ユン - 「いらっしゃいませ」が「いらっしゃしませ」になってますよ (2019年4月11日 15時) (レス) id: c8e3630b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮兎 | 作成日時：2019年4月3日 20時
