貴方に拾われて。

塾と単刀直入 ページ18

あー今のは誰？
それはこの前話した塾の講師のミンハオオッパ
小学生と中学生の子を集めて塾をやってるんだけどたまにヘルプで呼ばれてる
30分ほど歩いてついた目的地


『ハオオッパー来ましたよー』

MH「おぉ、ごめんA」

『全然大丈夫だけど私は何をすれば？』

MH「担当してほしい子はねー…」


そんなこんなで塾で教えていると時間が過ぎる((雑


MH「今日はいきなりごめんありがと」

『全然大丈夫だってば暇だもん』

MH「笑笑じゃあこれからもガンガン頼むわ」

『それはキツイ』

MH「どうせだから夜ご飯食べて行きなよ」

『わーいラッキー』

ありがたく夜ご飯をいただく

MH「Aさ、いま親両方いないんだって？」

『まぁ、そうだね』

MH「大丈夫？やってける？」

『大丈夫！ていうかどこ情報？』

MH「Aのお父さんから。様子見てあげてって」

『うわまじか…』

---

『今日はありがとうございました』

MH「はーい。いつでも来いよ」

『はーい。了解です』


ハオオッパに別れを告げる
また電話？今日は人気者だな私。


《はいもしもし？》

HR〈もしもし？ハリよ〉

《あれ、どうしたんですか？》

HR〈ちょっとAちゃんに話したいことがあってね〉

《あ、パーカー？》

HR〈え、パーカー〉


違った。

---

待ち合わせ場所に行ってもハリさんはまだいなかった


？「待たせてごめん」

『！？スンチョルさん！』


急いで来たのかうっすら汗が浮かんでいた


SC「単刀直入に言う。俺の家で住み込みでメイドとして働いてほしい」


両手を包み込まれて真っ直ぐそう言われた


『え？』

SC「昨日、考えたんだAちゃんの話を聞いて。1人の家が寂しいって言ってたでしょ？だからお父さんが帰ってくるまでだけでいいから…だめかな？」


相当無理やりだと思う。強引だと思う


『…分かりました。スンチョルさん、今日からよろしくお願いします』


でも私は断れない。
昨日が楽しすぎたから、もっとあの人達といたいから。

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