【へきせん/CS派生】今日も青い空の元 (ページ6)

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A-10 "Alt" ページ6

【組分け】現代機

【用途】対地攻撃機

【正式名称】A-10C Thunderbolt Ⅱ

アメリカ空軍のみが運用しているある意味伝説的な近接航空支援機(CAS)。ベトナム戦争の頃、その用途のためだけに作られたが、運用開始された頃にはベトナム戦争が終了していた。その後空軍の上層部からは不遇な扱いを受けていたが、湾岸戦争にてその能力を証明した機体。それ以降も退役の話が出ると活躍する機会がやってくるという数奇な運命(?)を辿っている。現在2030年まで運用される予定。
ちなみに、A-10C型は元々使われていたA-10Aのコクピット周りを近代化改修しアップデートした機体となっている。

【愛称】アルト

声が低いのとA-10という名前が「アート」と読めるので合わせてこう呼ばれている。
アメリカ軍内ではウォートフォッグ(イボイノシシ)という愛称があるが、アルト本人はこう呼ばれるのを嫌がっている。
また、近接航空支援機(対地攻撃によって地上部隊を援護する)という任務のための機体であり、その頼もしさから陸軍の地上部隊では守護天使(ガーディアンエンジェル)と呼ばれることも。

【外見年齢／製造後経過年数】20代後半/43歳

【外見性別】女

【国籍】アメリカ

【機体データ】

(Public domain)

全長：16.16m
全高：4.42m
翼幅：17.42m
空虚重量：9,760kg
運用重量：14,850 kg
最大離陸重量：22,950 kg
最大速度：560km/h
戦闘行動半径:1,290
フェリー航続距離:4,100 km
乗員:1人

固定兵装

GAU-8 Avenger(アヴェンジャー)

(Public domain)

ゼネラル・エレクトリック社が開発した30mmガトリング砲。敵の戦車の装甲を確実に撃ち抜くために毎分徹甲弾及び劣化ウラン弾を使用しており驚異的な破壊力を持つ。
装弾数は1150発。発射速度は3900発/分。
あまりの威力に、発射時に機体が後ろに進むなどという伝説まで生まれたが出鱈目で、水平発射したら減速する程度である。
また、弾の装填には専用の機械を必要とする。
簡単にいえばバ火力ガトリング砲である。

A-10は紛れもなくこのガトリング砲を搭載するための設計がされている。機体に正対して、時計で見て9時の位置で発射するため、ここが機体中央と一致するようになっている。そのため砲身自体は右側にオフセットされている。