K.junki ページ3
彼氏くんの家に最近港人というDKのいとこが住むようになっちゃって、遊びに行ってもなかなか2人きりになれないしラブラブも出来なくて港人のこともかわいいな〜って思ってたのに複雑な感情になっちゃうずんきはいる。同じ大学のショウ先輩に相談しちゃうずんき。「なあ港人ばっか構わんといて」「ん？」「今は俺見とってよ」「…Aここ教えて〜、あ」
ーー
俺の彼氏の家に港人という高校生が住むようになった。Aのいとこで、Aの家の近くの高校に通い始めるらしく3年間は一緒だという。
最初は俺らの関係を受け入れてくれたし地味に懐いてきていたから、ここまではよかった。
しかし、最近やたらタイミングを見計らったように2人きりの時間を邪魔してくるし、俺に地味に塩対応である。クソガキ！
「A、こないださ」
「Aただいま〜、あ、純喜さんおったん」
「おかえり、ちゃんと手洗いなよ」
2人でゆるゆる過ごしていても絶妙なタイミングで港人はやってくる。はーいと返事をしながらもじろりとこちらを見て2階の部屋へ行く。なんてやつだ、絶対嫌がらせやろ！
「ごめん、純喜、なんの話やった？」
「ああ、くだらないことやったし気にせんで！」
でもAに港人が嫌だなんて言えるわけもないし、そんなことをしたら逆に俺が嫌がられてしまうだろう。
大学の先輩の奨先輩に相談すると「素直に気持ち伝えてごらん」としか言わないし伝えたら絶対アカンことになる！のに！の一点張りだったけど、流石の俺も折れて素直に気持ちを伝えることにした。
ある日、2人でテレビを見ながらグダグダしている時にAと向き合ってみる。
「どうしたん？」
「いや、あの、…」
「はは、なんや、純喜が変や」
緊張していたらAに笑われてしまって、自分の顔が熱くなるのがわかる。
「あのさ、あんま、港人ばっかり構わんといて！」
「へ、」
「せっかく俺といるんやし、俺のこと見てほしいねん…」
そう伝えるとAの反応が無くて、不思議に思った俺が顔を上げるとAは目を見開いていた。そしてすぐに俺を抱きしめて頭をわしゃわしゃと撫でてくる。
「なんやそれ、自分ほんまにかわええなあ」
「やっ、…やめろや！」
「やめへん！あ〜ほんまにかわええ、純喜そんなこと思っとったんか！」
あまり感情的なことは言わないけれど、とても幸せそうにするAを見て、こんな顔にさせられるのは俺だけやと思った。
「A、ここわかんないんだけど、…あ」
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クレラップ(プロフ) - 見るの遅かった…！最近ハマってしまった人間です、もう届かないかもしれませんが大好きな作品です…。主様の他の作品もこれでもかと読ませていただいています、これからも沢山読ませていただきます！ (2021年9月19日 0時) (
レス) id: 17cb558ca5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - いつも楽しく拝見させていただいております！浦野くんに甘えるお話を読んでみたいです...！ (2020年5月24日 14時) (レス) id: 8491be7ae8 (このIDを非表示/違反報告)
にか - 毎回更新が楽しみです！潤くんの甘えるリクエストです。出来れば男主が左をお願い致します...！ (2020年5月9日 6時) (レス) id: 0271b166b2 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！拓実くん希望です！お身体に気をつけて頑張ってください！ (2020年4月30日 1時) (レス) id: f77ca64a14 (このIDを非表示/違反報告)
しんり - いつも楽しく拝見させていただいてます！男主くんのお話すきです…！ひも様のペースで更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年4月16日 3時) (レス) id: 45ef227de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひも | 作成日時：2019年12月22日 0時
