K.ren ページ2
「れんく〜ん」「はいはい」なんでもかんでも蓮くん任せなAくん。祥生も一緒に蓮くんのあとをつけてたけど、祥生が自立していくのを見て、同じドミノ班だけど自立しようとするAくんを陰ながら支えるずんきに嫉妬する蓮くんはいる。「純喜くん、居残り練習付き合ってほしい…」「おう、ええで〜」「(最近あんまり来ないなあ)」
ーー
highlight班で仲良くなった弟みたいな存在のAくん、ぶっちゃけ超かわいい。「蓮くんに頼りすぎてて、迷惑ばっかりかけてて申し訳ないです」ってコメントしてた時もあったけど、僕としては全然迷惑でもないしむしろなんでも聞いてきて欲しいのだ。
グループバトルで同じドミノ班になって嬉しかったのに…
「純喜く〜ん」
「純喜くんいるー？」
ちょっとおかしなことが起きている。
前まで僕の名前が呼ばれていたのに、純喜ばかり呼ぶようになってしまったA。最初は気のせいだと思ってたけど、ここまで来ると避けられている…のか？
「A、今日はダンス気になるところなかった？」
「え、あ、うん、平気だよ！」
「そ、それならいいけど…」
話しかけても少しぎこちないしなんなら目も合わせてくれない…ショックだ。
その日の夜、夕飯を食べ終わり夜練習をしようと練習室に向かうと先に誰かいた気配がしたのでゆっくり覗いてみると、Aが1人でダンス練習をしていた。
俺が教えたあのステップも、あのターンも綺麗に出来ている。嬉しかったけど、もう僕の役割がなくなってしまったみたいで少し寂しい。
「あっ、蓮くん」
「おつかれ」
気づかれてしまったので、部屋の中に入ってみると気まずそうにするAに、僕はいつの間にか口を開いていた。
「僕のこと嫌いになっちゃった？」
「い、いやそういう訳じゃなくて、あの、」
目をうるませているAを見ていたらなんだか可哀想に思えてきてしまって、震えるAのことを抱きしめる。
「俺、蓮くんに迷惑かけすぎてると思って、自立しようと思ったんだけど、」
「(なにそれ！！可愛い！！)」
僕が優しく背中を摩ってあげると、う〜と唸りながら抱きしめ返してくるAに更に愛おしさを感じた。
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クレラップ(プロフ) - 見るの遅かった…！最近ハマってしまった人間です、もう届かないかもしれませんが大好きな作品です…。主様の他の作品もこれでもかと読ませていただいています、これからも沢山読ませていただきます！ (2021年9月19日 0時) (
レス) id: 17cb558ca5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - いつも楽しく拝見させていただいております！浦野くんに甘えるお話を読んでみたいです...！ (2020年5月24日 14時) (レス) id: 8491be7ae8 (このIDを非表示/違反報告)
にか - 毎回更新が楽しみです！潤くんの甘えるリクエストです。出来れば男主が左をお願い致します...！ (2020年5月9日 6時) (レス) id: 0271b166b2 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！拓実くん希望です！お身体に気をつけて頑張ってください！ (2020年4月30日 1時) (レス) id: f77ca64a14 (このIDを非表示/違反報告)
しんり - いつも楽しく拝見させていただいてます！男主くんのお話すきです…！ひも様のペースで更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年4月16日 3時) (レス) id: 45ef227de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひも | 作成日時：2019年12月22日 0時
