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『ねぇ、玄樹。』





「ここはどこなの?」





『聞いて、玄樹。』





白い空間にAと2人





『玄樹は生きたいと願った』






「……ほんとに?」





自分でもわからない。

たしか、腕を切って
俺の人生終わりなんだって思った


その後に俺は生きたいと願った?




『ほんとだよ。

玄樹は生きたいと願って
自分で部屋のドアを開け
ゆうたに助けを求めた』





「ゆうたに?」





『うん。
ゆうたはすぐに気づいてくれて
玄樹はすぐに病院に運ばれた』




「でも、ここ病院じゃないよね?」




俺がいるのはただ白い空間





.

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作者名:ねむ | 作成日時:2017年8月7日 4時

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