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「なぁ、A?
俺は何を間違った?」
玄樹を見つめながらAに問いかける
『ゆうたは何も間違ってない
それの証拠に玄樹はゆうたを頼った』
「Aは玄樹を連れていくの?」
Aの正体なんてもうわかっている。
あの時Aに生えた白い翼。
なんでも包み込んでしまえそうな
大きな、大きなきれいなツバサ
『私は、玄樹の時間をもらいに来た
ゆうたは私を天使か何かと思ってるでしょ?
私はそんな素晴らしいものじゃない。
悪魔にも天使にもなれない運命なの。』
「Aが天使じゃなくてもお願いがある……
玄樹を連れて行かないで?」
『それは玄樹次第だよ……』
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作者名:ねむ | 作成日時:2017年8月7日 4時