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きゅう! ページ10

もうあたりは夜
なんとか西の街に着いたようだ

鬼を探さなければ…

僅かに残る鬼の気配…その気配は薄暗い細道へと続いていた

A「善逸くん来て、鬼の気配がする」

気配をたどる

だんだん気配が濃くなっていく

善「近くにいる…どうしようこわいよぉぉぉぉぉぉ助けてよぉぉAちゃんん」

え…待ってなんかイメージと違う…
てか縋ついて来てるし…いっつも私にだけツンツンしてるのに


「えぇ…」

「鬼の気配!善逸くん気をつけて!」

気配は…


頭上!



「っ…」

鬼「よく気づいたな」

「氷の呼吸伍の型 冷風雪!」

鬼「っ…足が」

「凍った!足をちぎって逃げられる前に!」

「氷の呼吸さ…っ!?」

鬼「残念だなぁ!」

鬼は炎の血鬼術を使うらしい…相性が悪すぎる…

鬼「演技だったんだよ全部!」

「っ…善逸くん!って気絶…?」

善逸くんは道に倒れている
きっと私が戦っている時に気絶したのかもしれない…この状況下やばい…

鬼「約立たずの仲間だなぁ 面白い」

「っ…」

鬼「そこの寝てるやつから食ってやるよ」

きっと善逸くんを食べて少しでも強くなって
私を仕留めるつもりだろう

鬼「死ね」

「雷の呼吸 壱の方 霹靂一閃」


善逸くんは目にも止まらぬ速さで鬼の首を切った

私には見えなかった


私をつかんでいた鬼の手が離れる




「…善逸くん!」


善「…っあれAちゃん? てか鬼死んでるし!Aちゃんありがとおぉぉぉ」

「倒したの善逸くんだよ?」

善「え、俺?記憶にないんだけど…」

「かっこよかった!ありがとう!助けてくれて!」

善「いや…俺何もして」

ギュッ

善「Aちちちゃん !?だだだきついてる?ちょっと!」

どうにでもなってしまえ
いけないのは全部善逸くんのせいだ

かっこよすぎだよ…
あんな姿見せられたら好きになっちゃうじゃないか


善「はぁ…もー可愛いなぁ…」



都合のいい言葉すら聞こえてしまっている
でも幸せだ

「帰りましょ?」

善「うん」

じゅう!→←はち!



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ますたーど(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» 久しぶりに書いたのでも色々こんがらがっちゃって…ありがとうございます…! (2020年5月1日 12時) (レス) id: 8da72124d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - 27話で、善逸くんって呼び方が善逸さんになってましたよ〜 (2020年4月23日 20時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
ますたーど(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!少々分かりにくいところもあると思いますが頑張ります! (2020年1月13日 9時) (レス) id: 8da72124d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - とても面白かったです!また次の投稿楽しみにしてます! (2020年1月12日 23時) (レス) id: fd1960bd83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ますたーど | 作成日時:2020年1月8日 0時

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