気づいたら柱になってた 参！【鬼滅の刃】

第佰弐拾捌話 ページ39

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幼 A「見て見て！！綺麗なお花を見つけたの！母さんと父さんにあげるっ！！」




母「…あら、綺麗な花ね。うれしいわ、ありがとう。」




父さんに頭を撫でなれて嬉しそうな小さい頃の私。




『…』




その時、




？「もぉーー、僕を置いてかないでよ！！母さん！父さん！」




身に覚えのない1人の男の子がそんな事を言いながら私達がいる方へ歩いてきた。




……誰だっけ、あの人。




ズキンッ




『い"ッ……な、…に…これ』




あの男の子の事を思い出そうとする度に、頭が割れるような痛みが襲う。




母さん「ごめんなさいね、Aがやっと見つかったから…つい…｣




？「あ！！ほんとだ！！A、こんなとこにいたんだ！！！｣




『〇〇〇！！お花を探しに来ていたの！』




？「母さん達にあげるやつ？」




『うん！！！』




あの男の子の名前の所だけ聞こえなかった。
どういうこと……なんで、私の知らない男の子が幼い頃の私と一緒にいるの？




ズキンッ




『う"ッ…ま、ただ…っ…』




ズキンッ




痛すぎるッ！！！なんだ！これ！！！





頭痛が治まってから気づいた事がある。
私の姿はあの人達には見えてないという事と、多分だけど過去の自分見ている(これ)のは朧と呼ばれていた鬼がかけていた血鬼術のせいだということ。





でも疑問なのは私に自分の過去を見せて、何なんだって所なんだよなぁ……




思い当たる事とすれば、自分の小さい頃の記憶が1部分ない所しかないよな…そこも思い出させるのが目的か？？？

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