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第佰弐拾肆話 ページ35

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『…っ…天の呼吸 壱ノ型 天叢雲』




その2体の鬼がいた所へ、呼吸を使い攻撃を仕掛けるもいとも簡単に避けられてしまった。




童磨「危ない危ない、今日俺達は君と戦う為に来た訳じゃないんだよ〜」




ヘラヘラしてる鬼はそう私に向かって言った。




『?じゃあ何の為に…』




朧「この為だよ、血鬼術 幻影(げんえい)




『……ッ!!』




ドロドロとしたとても重く濁った気配、…胃にあるものを全て吐いてしまいそうになる程気持ちが悪い。
そして重たく私にのしかかる。




その気配に耐えられなくなり、思わず膝をつく。
どことなく息もしずらい。




『な…に、した……ヒュー…ゴホッ…』




朧「あんたの第六感が優れてる事位すぐに気づいた。」




だから君が耐えられなくなる程のそれ(・・)を持ったあの方を出現させた、そう言って私に近づき思いきり蹴られて木にぶち当たった




蹴られた瞬間に辺りに響いたゴキッグチャッという醜い音は私の骨と臓器が潰れた音か……




童磨と朧は私の傍までやってきた。




『…ハァッ…な、に…が…』




目当てだ、そう言おうとした時両頬を掴まれ私の顔を覗き込んだ。




童磨「本当にあのお方と同じ瞳をしているんだね!」




朧「人間の癖に……それにあんた、柱なんだよね?そんな人間があのお方と同じ瞳を持ってるっていいの?」




さっきからこの鬼達は何を言ってるんだ、あのお方って誰だよ知らねぇよ




身体が動かないから、せめてもの抵抗でキッと鬼を睨んだけど




童磨&朧「「……!!」」




逆効果だったみたいで。




ドガッ!!




『ぅぐッ……』




朧「…その目でこっち見てこないで。





__血鬼術 泡沫夢幻(ほうまつむげん)




次は思いっきし殴られて。謎にもう1回、血鬼術かけられて。血だらけだよ、もう。




童磨「もう動かなくなったし、あの方の命令だ。瞳を1つ持って帰ろう!本当はこんなにいい匂いのする稀血そうそう見た事ないから、少し食べてみたいけど!」




朧「うん、そうだね」




何言ってんだこいつ、私の目を持って帰る?
やめろ、そう思っても一向に動かないこの身体。




あと少しで目が抉り取られる……その痛みを覚悟して目を瞑った時______









 





 












「風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐」




「炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり」

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(プロフ) - アイス食べたいさん» わざと、と読みます! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アイス食べたい - 第104話の 態 の読み方何ですか? (2020年4月24日 15時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 若葉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 可愛らしい!!こーゆーけーはすき!!!これからも頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - かりんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年12月19日 7時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月11日 19時

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