第佰拾壱話 ページ22
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少し経った時、訓練場の戸が控えめに開く。
『お、やっと来た』
炭治郎「失礼しま……ってAが何でいるんだ?!」
伊之助「長葱!!!」←
伊織「師範、お久し…」
善逸「Aちゃん!!!!」
伊織「…」イラッ
『アオイちゃん達に騙さ…ゲホッゴホッ、皆の機能回復訓練の相手をしよう思って!!』
危ない危ない、本音が出てしまう所だった。伊之助の名前の言い間違いが酷すぎて笑う。なに、長葱って?
アオイ「そういう事ですので、Aさんは1番最後によろしくお願いしますね。」
『はーい』
それまでは見学か。炭治郎君達がどれだけできるかお手並み拝見だ
アオイ「それでは善逸さんは今日から訓練参加ですので、ご説明させていただきますね。まずはあちら。」
そう言ってアオイちゃんが指を指した先には、なほきよすみちゃんの3人が「「「ふんっ!!」」」と気合を入れて立っていた。
アオイ「寝たきりで硬くなった体をあの子達が解します。」
伊之助「ぐわ"ぁぁああ"〜……」ポロポロ
あの3人の柔軟は手加減なしだからくっそ痛い。
ほら、伊之助も涙流してる。どっから出てんの?←
ムワァン
ん?何今の気配?…あ、伊之助死んだ。
アオイ「次に反射訓練。湯呑みの中には薬湯が入っています。お互いに薬湯を掛け合うのですが、湯呑みを持ち上げる前に相手から湯呑みを押さえられた場合は、湯呑みを動かせません。」
炭治郎「む〜……」
アオイ「はい!!」
次は炭治郎君か、カナヲちゃん相手にどんだ…
バシャン!!
炭治郎「ぶふッ…!!」
瞬☆殺☆
アオイ「もう一度!!」
炭治郎「はっ…!」
べちょ濡れ炭治郎君は湯呑みに触れる事が出来た。
よし、そのままいけ!!!
と、思ったら湯呑みに触れた瞬間にカナヲちゃんがその手を押えもう片方の手でまた薬湯を炭治郎君にぶっかけた。
アオイ「そこまで!」
『』←
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《おまけ》
カナヲvs伊織
アオイ「始め!!」
バッ!←カナヲの手を弾く音
シュパ!←湯呑みを取る音
トン…←カナヲの頭に湯呑みを置く音
伊織「カナヲもまだまだだな!!」
カナヲ「(また負けた…)」
『伊織君凄いね!!』
全集中の呼吸を常中できる者同士、最初こそカナヲに負けていた伊織だったが、2回目からはずっと勝っている。
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凪(プロフ) - アイス食べたいさん» わざと、と読みます! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アイス食べたい - 第104話の 態 の読み方何ですか? (2020年4月24日 15時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 若葉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 可愛らしい!!こーゆーけーはすき!!!これからも頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - かりんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年12月19日 7時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪 | 作成日時:2019年12月11日 19時