気づいたら柱になってた 参！【鬼滅の刃】

第佰捌話 ページ19

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善逸side



2週間後＿＿＿＿＿＿




炭治郎と伊之助と伊織は柱のしのぶさんに連れてかれて、機能回復訓練ってのを始めた。俺はまだ腕と足が完全に治ってないから待機してるんだけど。




しのぶさんっていう人の音は独特なんだよなぁ…
今まで聞いたことない感じだ。規則性がなくて、ちょっと怖い。その点、Aちゃんは透き通るような…落ち着くような音をさせているから一緒にいて居心地がいい。




あ、別にしのぶさんといる時に居心地悪い訳じゃないからね？！！？




でも蜘蛛にされた人達を治療してる時は、女神のようだったなぁ………皆泣きながら、しのぶさんの所へ行ってたからなぁ。




そして、めちゃくちゃ可愛いんだよ。顔だけで飯食っていけそう。Aちゃんは存在してるだけで飯食っていけるかも。




善逸「その可愛い人に、体力を戻す為の機能回復訓練へと連れていかれた炭治郎達がそろそろ……」



ガラララ



炭治郎＆伊之助「｢……」」ｽﾞｰﾝ



伊織「…はぁ、疲れた｣



炭治郎と伊之助の顔は死んでて、今にも倒れそうなやばい音をさせて、いつも戻ってくるんだけど………。伊織だけは炭治郎達よりかは元気に帰ってくる。




善逸「おかえり！炭治郎、伊之助、伊織！！｣




伊織「あ？…あぁ、ただいま」




炭治郎＆伊之助「「…」」




善逸「どんな感じだった？｣




炭治郎＆伊之助「「…」」




伊織「大変だった」←




善逸「その何が大変だったのかを聞いてるんだけど？！！！？…………炭治郎と伊之助は何でそんなに元気がないの！？……何があったの？」




炭治郎＆伊之助「「…」」




善逸「どうしたの、ねぇ…？｣




何を問いかけても応えてくれなかった。2人はベットに潜り込むと、




炭治郎「………ごめん」



伊之助「…キニシナイデ」



と言った。こうなったら頼みの綱はお前だけだ！！



善逸「伊織！！！何があったんだよぉ！！｣



伊織「さぁ？知らね。落ち込んでるんじゃないか？俺も疲れたからもう寝るわ。」




……聞いた人を間違えた！！！！そうだ、こいつはそういう奴だった！！！！もぉぉおお！！！




善逸「教えてくれよぉぉぉぉぉおおおおおお！！！！明日から俺も少々遅れて、訓練に参加するんだからさぁぁあぁあああああ！！！！(汚い高音)」

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