気づいたら柱になってた 参！【鬼滅の刃】

第佰肆話 ページ15

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煉獄side




『＿＿＿＿＿＿＿＿＿っていう事があって、伊織君や炭治郎君達は機能回復訓練を受けてるんですって〜』



煉獄「うむ！……そうだったのか！！！」




『私も機能回復訓練は苦手だったなぁ』とAは合同任務終わりに立ち寄った食事処で鬼を連れた少年……竈門少年達について楽しそうに話してくれた。




那田蜘蛛山での出来事や、蝶屋敷で久しぶりに継子と会った事…………。その話は食事処を出るまで続いた。




よもや………Aが楽しそうに話しているのを見たり聞いたりするのは好きなのだが……俺と共にいるのに、他の男の名前を出されるのは少し腑に落ちん。




ずっと黙っている俺を不審に思ったのか、『煉獄さん…？』とAは俺の顔を覗き込んだ。




……狙ってやっているのだろうか？思わずそう言ってしまいたくなる。



『うぉ？！？？！』



グイッとAを人通りが少ない所まで連れて来ると、＿＿＿＿＿＿＿＿




『？煉獄さ………』




ドンッ！




と、Aの両側の壁に両腕を付ける。
これでそう簡単には逃げられまい。




『れ、煉獄さん？！？！！』




煉獄「Aは先程から態と話しているのか？｣




『ちょ…近…な、何をですか？』




煉獄「態と顔を近づけているんだから、当たり前だろう？何をだ、と聞いたか？俺といる時に他の男の話をしている事だ。





…まさか俺がAを好いている、と伝えた事









＿＿＿＿＿＿＿＿＿忘れたとは言わせまいぞ？？｣







いつから俺はこんなに貪欲になってしまったのだろうか。

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