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第伍拾弐話 ページ9


・_________




『おーい、炭治郎くーん!善逸くーん!』





先に行った二人の後ろ姿が見えて黙って行くよりはいいかなと思い、そう声をかけた。




善逸「ぴゃあ?!!!!??Aちゃん?!そんな大声出さなくても聞こえるからね?!!??」




炭治郎「Aか。少しびっくりしたぞ。」





『あ、ごめん…』





2人の反応の差よ。名前呼んだだけでそんなビックリされるなんて普通思わないじゃんね。





『そんなびっくりさせちゃった?』





善逸「Aちゃんは怖くないの?!!?」





『んー、うん』





怖いんだけど、なんか普通になったんだよなぁ。慣れって怖いね。(菩薩顔)





そんな時、ドタドタドタと入口の方から走る音が聞こえた。





善逸「今度は何なの?!!!??」ギュウウ





炭治郎「おいこら、善逸!!抱きつくんじゃない!」





そんな2人を守るように立ち、一応刀の柄に手をかけた。が、





『正一君とてる子ちゃん!?』





炭治郎「入ってきたら駄目だ!!」





ドタドタと近づいてきていたのは、先程別れたばかりの正一君とてる子ちゃんだった。





正一「だ、だってあの箱カリカリ音がして…」





炭治郎「だ、だからって置いてこられたら切ないぞ!あれは俺の命より大切なものなのに…。」





そう項垂れる炭治郎君。





『正一君とてる子ちゃん、絶対に私達から離れな…





と、言葉を紡ごうとしたところで、ドン!と音がし、善逸君が、ギャアアア!と叫んで、私と炭治郎君と妹ちゃんにぶつかった。その瞬間に、





ポンッ





と言う音が辺りに響き渡った。





『……___え?』






気付けば、辺りには誰もいなくなっていた。

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(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話(10ページ)の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい!更新頑張ってください! (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです!!頑張ります! (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです!!続きが気になる...!! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月6日 23時

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