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第伍拾話 ページ7


・_______




Aside





『へ〜、炭治郎君と善逸君はさっき会ったばかりなんだね』





炭治郎「あぁ、善逸が道端で女の子にしがみついていた所に丁度出会したんだ。」





善逸「待って?!Aちゃんが俺の事名前で呼んでくれてるんだけど!!!てか、炭治郎何バラしてるの?!?」





私達は任務先へと少し急ぎ足で向かいながら、そんな他愛もない会話をしていた。先ほどまでのギクシャク感は無くなっていて、とても楽しい。ひとりじゃないってのもいいよね。





「カァ、早ク行ケ!」と、琥珀達に急かされながら走った。





暫く山道を進んで行くと、少し開けた所に1軒の館が立っていた。





炭治郎「血の匂いがするな…でもこの匂いは…

善逸「えっ?何か匂いする?」





『私にも分かんない』





炭治郎「ちょっと今まで嗅いだことがない…

善逸「それより何か音がしないか?あとやっぱり俺たち共同で仕事するのかな」





全部食い気味に返事をする善逸君に笑いそうになりつつ、音?と聞き返す炭治郎君の羽織を引っ張る。





炭治郎「どうした、A?」





『あそこ、子供が居る。ちょっと行ってくるね』





炭治郎君にそう声をかけ、茂みにいる男の子と女の子の元へと向かった。




『君達、なんでこんな所にいるの?』





女の子 男の子「「ヒッ!!」」





そう声をかけると、2人からは 恐怖 不安 絶望 などの負の感情がずっしりと感じられた。





2人ともすごく怯えきっていて、呼吸も乱れていた。





私は2人を落ち着かせる為に、懐からある物を取り出す。




『じゃーん!これを2人にあげる!!食べた事ある?』





女の子「?」




男の子「これ、何ですか?」





よし、少し呼吸が落ち着いてきた。





『これはね、金平糖っていうお菓子だよ。』





2人は金平糖を1粒ずつ口に含むと、「美味しい…」とパァと顔を明るくさせた。可愛い。





******


大正コソコソ噂話!!!





炭治郎「Aが金平糖を常に懐に持っているのは、伊織といつ合同任務になってもいいように沢山持ち歩いているらしいぞ!!」





善逸「伊織って、最終選別でいた強いやつか!!Aちゃんからの贈り物なんて!!羨ましい!!!」





伊織「もう師範、大好きです。そして、善逸お前は喧しい。」←←←





※この時はまだ、Aが柱だと気づいていません。歳上だと言うことも気づいていません。

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(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話(10ページ)の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい!更新頑張ってください! (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです!!頑張ります! (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです!!続きが気になる...!! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月6日 23時

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