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第捌拾陸話 ページ44

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鬼を倒し、とりあえず誰かと合流しようと山の中を走っていた。何処からか険悪な雰囲気と共にしのぶさんの声が聞こえて向かうと、そこでは異常な光景を目にした。




『ばッ...……何してるんですか』



つい、叫びそうになったけど抑えた。偉い、私。



冨岡「…浅葱か」



胡蝶「いや、浅葱か。じゃないですよ。早くこの手を離してもらってもいいですか?Aさんの前で、こんな無様な姿見せたくないんですが。そんなんだから嫌われるんですよ?」



冨岡「俺は嫌われてない」



いや、え?????(混乱)



胡蝶「はぁ......Aさん、冨岡さんを説得して下さい。」



『いや、説得しろって言われてもどういう状況なんですか、それは。』



え、どういう状況なのこれ。意味分からないんだけど。冨岡さんが真顔でしのぶさんの事をヘッドロックしていてお互いから怒りのオーラが伝わってくる光景ってなに??しのぶさん、静かに怒ってるから。



『...と、とりあえずしのぶさんが冨岡さんの事を〇そうとする前に解放してあげてください(?)』



何言ってんだろうこいつって思ってるよね?大丈夫、私も自分で何言ってるか分かってないから。



冨岡「浅葱、...炭治郎を守れ。」



『え?』



真剣な顔で私にそう言った冨岡さんだが、圧倒的言葉足らず過ぎて意味が分からない。



『どういう事ですか?』



冨岡「...炭治郎と禰豆子が危ない。俺が(胡蝶を)止めておくから、...(炭治郎達の元へ)行ってくれ。」



今の説明で、ぎりぎり分かった。この人、やっぱり日本語勉強した方がいいんじゃ......じゃなくて!!すぐに行かないと.....

胡蝶「.....ッAさんも鬼の存在を知っていたという事ですか?」



しのぶさんの表情は信じたくない、というような悲しい感情だった。




『...ッ!.....すみません、しのぶさん。後で必ずお話します。』



わたしは、しのぶさんと冨岡さんに背を向けて走り出した。

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(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話(10ページ)の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい!更新頑張ってください! (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです!!頑張ります! (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです!!続きが気になる...!! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月6日 23時

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