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第捌拾話 ページ38

・____


炭治郎「では行きます。お世話になりました」


『ありがとうございました!』


伊織君と合流した後、そう言って炭治郎君と善逸君とぺこりと頭を下げれば、では切り火を…と石を打つおばあさん。


再びお礼を言えば、伊之助は分かりやすく身体をビクッとさせ「何すんだババア!!!」と声を上げた。


善逸「馬鹿じゃないの?!?!!切り火だよ!お清めしてくれてんの!!危険な仕事行くから!!」


伊織「やっぱお前、阿呆じゃん」


伊之助「は"ぁぁああん?」


おばあさん「どのような時でも誇り高く生きて下さいませ。ご武運を」


『……おばあさんも、お身体には気をつけて下さいね』


そう言えば、ありがとうございます。とにこりと笑ったおばあさん。では、___と家を後にした。


伊之助「誇り高く?ご武運?どういう意味だ?」


背を向け少し歩いたところで、そう尋ねる伊之助。


炭治郎「そうだな、改めて聞かれると難しいな…誇り高く…」


伊織「ご武運は"お気をつけて"って意味だ。」


伊之助「じゃあ誇り高くは?」


炭治郎「…自分の立場をきちんと理解して、その立場である事が恥ずかしくないように正しく振る舞うこと、かな…」


伊之助「その立場ってなんだ?恥ずかしくないってどういう事だ?」


それは…と続けようとする炭治郎君に、次々に質問を重ねる伊之助。すると、炭治郎君がタタタッと足を早めた。あ、教えるのを放棄したな。


私はその光景を微笑ましく見ていた。やっぱり同期組って大切だよなぁ。


『ゲッ……』


後ろから凄い怨念の感情が伝わってきたから、なんだ?と後ろを振り向くとそこにはすっごい顔した善逸君がブツブツと何かを呟いていた。


善逸「くそが…また面の良い奴が増えやがった…なんなんだよ、ほんと。しかも、伊織も女みたいな顔してるし。Aちゃんと小さい頃から仲良しとか狡すぎるだろ」ブツブツブツブツ


うっっっっっっっっわ……………………←←←


私は何も見てない何も見てない。よし!早く行こっと!!


___________



ここで大正コソコソ噂話


炭治郎「善逸は最終選別出会った時、伊織の事を女の子だと思っていたらしいんだ。それで、いつもみたいに話しかけたら殴られたらしいぞ!!」



善逸「あの時は死んだかと思った。謝れよ、痛かったんだからな。」



伊織「誰でも初対面で同性に結婚してくださいって言われたら、手が出るだろ」←

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(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話(10ページ)の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい!更新頑張ってください! (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです!!頑張ります! (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです!!続きが気になる...!! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月6日 23時

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