気づいたら柱になってた 弐！【鬼滅の刃】

第卌漆話 ページ4

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今使った陸ノ型は痛みを伴わずに鬼の首を斬る事ができ、鬼に対して慈悲を持った型の1つだ。





春乃ちゃんは目を少しだけ開いて、微笑みながら灰となって消えていった。





春乃ちゃんは記憶が無いとしても、人を食らったことは許させる事じゃない。





でも＿＿＿＿＿＿＿





『救えたはずの命だったかもしれないのにッ………』





ごめんなさい、灰となって消えた春乃ちゃんの衣服を抱きしめながらそう呟いた。






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バサッ





『…琥珀？』





村の人達を埋葬し終えると、琥珀が肩に止まりスリッと私に頬ずりをした。





『…？どした？？』





なになに、琥珀がこんな事するなんて初めてだ。そう疑問に思っていると





琥珀「Aガ責任ヲ感ジル必要ハナインダカラ、気ニスルナヨ。」





琥珀はそう言ってから、「合同任務ガ入ッタ、北東ヘ向カエ。時間ハ沢山アルカラ、ユックリデイイゾ、」と少し小さめの声で言ってから空へと羽ばたいていった。




……琥珀なりに気を使ってくれたのかな。





『ふふ…ありがとう、琥珀。』





それにしても、合同任務か。誰との合同任務何だろう？…宇髄さんはやだよ、あ。伊黒さんもネチネチしてるから避けたい所ではある。(失礼)





次の合同任務先へ移動している時、色々と考えていたらどうしてか、話が逸れた。





『最近、しのぶさんに会ってないなぁ〜…蜜璃さんにも会いたいな。…煉獄さんとも食事処行きたいし、不死川さんと甘味処巡りもしたい。悲鳴嶼さんの作った大福も食べたいし……無一郎君と、街へ遊びに行きたい。伊織君には好きな物を沢山買ってあげたいなぁ』





そう考え始めたらキリがなくて、ニヤニヤしてしまった。傍から見たら変態だよねこれ。






途中、藤の花の家紋の家で休息を取りながら次の任務先の少し手前らへんにある“花籠街”と言う活気溢れる街についた。






『今日はこの街にある甘味処に寄っていこっと！！』

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