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第陸拾玖話 ページ27

・___


煉獄side


『杏寿郎さーん!!甘味処へ早く行きましょう!』



煉獄「こらこら、着物姿で急ぐと危ないぞ」



今俺とAは逢瀬をしている。…振りをしているのだが、着物きているAが愛おしく見えて色んな意味で困っている。



煉獄「そんなに急がなくとも甘味処は逃げないぞ。」



『う"ッ……そうですけど!』(久しぶりの甘味処で、任務とか以前に普通に舞い上がってる)





…普通に楽しんでないか??(大正解)




数刻前_______



『まず私と煉獄さんで恋仲の振りをします。もちろん、鬼殺隊だとバレないように隊服ではなく着物姿で。多分、もう目をつけられていると思うので何かしら村人の人達からしてくると思うんですが……まぁ、してこなかった場合はこちらから仕掛けます。そして何かしてきた場合は気づいていないふりをして態と引っかかります。私が何かされたあと、1度煉獄さんは私から離れてください。私が倒れたとしても何をされたとしても…絶対に戻ってきては駄目です。』



煉獄「?!それは、!」



『何かあれば必ず琥珀を煉獄さんの元へ飛ばします!!だから、煉獄さんは村を見渡す事ができる高台にいてください。………そんな顔しないでくださいよ』



煉獄「むぅ……」



『もしもの時には、着物の下には日輪刀をちゃんと携えてあるのでそれで戦います。大丈夫ですよ、心配しないでください!!』


___________



……少しばかり無理をしすぎなんじゃないか??と言うのが俺の本音だ。



よもや……Aが言う通り、先程から村人の目が怪しいな。



その視線にAも気づいているだろうが、構わずダーッと近くにあった甘味処へ駆け込んで行った。





『大福とお萩1つずつ下さい』



お店の人「大福とお萩1つずつね。承りました。」



少し待つと、「はいよ」とお皿に乗った大福とお萩を持ってきてくれた。



『2ずつ?私、1つずつしか頼んでませんよ?』



お店の人「…お嬢ちゃんは可愛いからね。サービスだよ、サービス。貰っておくれ!!」



怪しい…そう思い俺が動こうとすると、ギュッとAに手を握られた。



『(…駄目です)』



煉獄「…ッ、」



『…では、有難く頂きますね!!』







店の者はAが大福を口にするのを見てから、店の奥へと戻って行った。






____

大正コソコソ噂話


『私が煉獄さんを名前で呼んでいるのは…

煉獄「よもや、俺が呼んで欲しいと頼んだからだ!」

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(プロフ) - ポメラニアン。さん» まさいちくんって誰だよって感じですね......笑笑 報告ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ポメラニアン。 - 伍参話(10ページ)の夢主の最初のセリフに"まさいちくん"と入っているんですが、多分″しょういちくん″だと思います。今更でごめんなさい!更新頑張ってください! (2019年12月28日 22時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はるなさん» そう言っていただけると、何よりも嬉しいです!!頑張ります! (2019年11月19日 19時) (レス) id: 929661d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - 更新楽しみです!!続きが気になる...!! (2019年11月18日 23時) (レス) id: 1483860edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年11月6日 23時

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