電話の向こう ページ43
YN「もっ！もしもしっ！！あっ！あのっ！
ごっ！ごめんっ！僕が１人でそのっ…
っ！？取りあえずっ！会いたいっ！会って謝りたいっ！
今どこっ！？行くからっ！直ぐにっ」
電話にAが出てくれたことに驚き
何を言おうかを全く考えていなかった僕は
しどろもどろになりながらも、彼女に電話を切られないように必死になってしゃべり続けた
すると電話の向こうのAは
『ごめんね、ユノ』
そう言って泣き出した
謝るのは僕の方なのに…
てっきり、僕はAが怒っているとばかり思っていたのに
なんで泣くの？
泣くほど…僕が嫌いになったの？
益々頭はパニック
とにかく、会いたい
会ってちゃんと話しあいたい
ただそれだけをAに伝え続けた
YN「会いたいんだっ！今どこっ！？Aっ！？
約束破ってしまってごめんね！
会って！会ってちゃんと！」
『ごめんなさいっ・・・ごめんなさい・・・』
YN「A・・・」
どうしたらいいんだ
会いたいのに
泣かせたくなんかないのに
Aの元へ飛んでいけない自分がもどかしかった
YN「どこにいるのっ！Aっ！どこにいるのっ！」
ただ会いたい一心で叫び続ける僕
何も答えないAの名前を呼んだときだった
YN「Aっ！もしもしっ！」
CM『ヒョン』
突然聞こえてきた声
チャンミンだった
YN「チャンミン！？」
CM『Aさんは僕がそっちに連れて行きますから。
心配しないで下さい』
今チャンミンと一緒に居るのか？
どうして・・・
何も納得が出来ないまま、電話の向こうのチャンミンに感情をぶつける
YN「なんでチャンミンがそこにいるんだよ！？」
CM『直ぐ行きますから。
話しはそれからにして下さい。お願いします』
いつものチャンミンとは違う声色
何かあるのかもしれないと感じた僕は
頼れる弟にAを連れてきてもらうことにした
YN「っ・・・。分かった。待ってる」
CM『じゃあ』
切れた電話
それを両手でぎゅと握ると
何かを願うように額に寄せた
お願い
早くAを連れてきて
早く
会いたい・・・A
僕は携帯を持ちながら祈り続けた
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
