上がる熱 ページ16
夕方
休憩を終えた頃、段々と自分の体が熱を持っていくのが分かった
また熱が上がったのかな・・
昼に薬を飲んだから、続けて飲むことは出来ない
病院…行った方が良いかな…
定時に上がって診察を受けに行くか
そんな事を考えていると
『ちょっとユノ、良いか？』
YN「はい。部長、どうかしましたか？」
部長に呼ばれ行ってみると
部長のデスクの前に、2人
神妙な表情で俯いているのが見えた
YN「どうしたんですか？」
部長「実は・・・」
聞けば、その二人は取引先の部長の機嫌を損ねてしまったという
僕も良く知る、取引先の部長さんは
とても厳しけれど、誠意をもって接する相手には
とても心を開いてくれる人だ
部長「悪いがユノ、先方に行ってくれないか？」
YN「仕方無いですね」
部長「助かるよ」
僕はその足で取引先に出向き
部長に会って頭を下げた
幸い、先方の部長も分かってくれ
帰りには、笑って話が出来るまでになって
取引先を出た
時間を確認すると、すでに病院の診察は終わった時間
YN「仕方ないか…」
その足でドラッグストアに向かい
良く効くという風邪薬を買って帰宅した
バタンッ
YN「はぁ…」
体が重い
視界が潤んでいるような気がする
部屋に帰るとすぐに手を洗い
何か少しだけ食べると、買ってきた風邪薬を飲んだ
今夜はアルコールも飲める気分じゃない
シャワーもせずに、着替えをしてすぐにベッドに入った
ベッドサイドに置いた携帯を充電器に置くと、目を閉じる
・
・・熱い
熱くて汗が体に纏わりつく
YN「はぁ・・」
呼吸が少し苦しい
自分の吐く吐息でさえも熱く感じる
体温計が見つからずに、熱を計ることも出来ない
YN「はぁ・・はぁ・・」
ベッドサイドの時計は夜中を表示している
どうしたらいいんだ・・
熱で朦朧とする中、キッチンへ行き
水を飲んだ
YN「はぁ・・はぁ・・」
夜中、少し躊躇したけれど
僕はベッドに座って、チャンミンの番号を携帯に表示させた
一人じゃどうにもならないこの状況を
少しでも助けてほしい
その一心で、僕はチャンミンの番号をタップした
トゥルルルル・・・
CM「・・・ヒョン？」
寝ていたに違いないチャンミン
YN「夜中にごめん。
・・・ちょっと、熱があがっちゃってさ」
CM「大丈夫ですかっ？」
YN「ちょっと・・ダメみたい・・ははっ・・」
そこで、僕の意識はどこかへ行った
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
