体温計 ページ14
ソースの香りに誘われて、温かいたこ焼きを一口頬張った
YN「おいひぃね〜ﾊﾌﾊﾌ」
思った以上に温かくて、まだ中がとろとろと
熱いまま口の中に広がっていく
CM「駅前で買ったから、まだ温かいでしょ？」
YN「うん、熱いくらい」
ひとつ二つ食べると、もうお腹いっぱいになってきた
YN「もうお腹いっぱいで。
チャンミン？これ食べて？」
CM「もう良いんですか？」
YN「あ、うん。ありがとう、せっかく買ってきてくれたのに…ごめん」
CM「それは良いんですけど…。
なんか、顔が赤くないですか？」
YN「えっ？」
チャンミンに言われて手のひらを頬にあててみると
確かに熱い
もしかして…熱、あるのかな？
背中がゾクゾクと少ししてきて
目も何だか涙っぽくなってきた
YN「風邪引いたみたいで。
昼間薬飲んだんだけど…また飲んどこうかな」
CM「熱は？計りましたか？」
YN「まだ。あ、でも薬飲んで寝れば大丈夫だと思うよ」
CM「熱計った方がいいじゃないですか？
体温計、何処ですか？」
チャンミンは立ち上がると、近くの引き出しを開けだした
そう言えば…体温計
どこだったかなぁ？
前に風邪をひいた時、体温計を出してくれたのは…
A…だった
『ユノっ？熱計ってみて？』
『大丈夫だよ〜(笑)喉が痛いだけだし』
『ダメよっ！ちゃんとお熱計ってみないと〜！』
『うん…じゃあ』
『はい(笑)ﾋﾟﾋﾟｯ！って鳴るまでじっとしててね！』
『うん』
あの時は…結局熱はなくて
でも、Aにしつこく病院で診てもらうように言われて…
一緒に病院に行ったっけ…
CM「ッ…ン？ヒョン？」
YN「っえ？」
CM「体温計どこ？」
YN「んー…どこだろうなぁ…」
CM「もういい。家から持ってくるから
薬のんで寝てて下さい」
YN「あ…ごめん。ありがとう、チャンミン」
僕はチャンミンに言われた通り、薬を飲んで
すぐにベッドに入った
すると直ぐにチャンミンも戻ってきて
持ってきてくれた体温計で熱を計った
ﾋﾟﾋﾟｯ！
CM「熱、ありますね」
僕より早く体温計を引き抜くと、それを見て
チャンミンは言った
YN「え？何度だった？」
CM「知りたいですか？」
YN「だって自分の体温だし」
CM「38度5分」
YN「マジで…？」
CM「マジです」
知らなきゃ良かったかも…。
なんだか急に体が重くなってきた僕は
かけていた布団を鼻まで被った
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
