愛し合う ページ6
「ここのね？パンが美味しいんだって！」
YN「そうなんだぁ(笑)」
余程明日が楽しみなのか
Aはベッドに入ってからも、ガイドブックを広げて
食事やショッピングのお店を色々と見ていた
「それでね！ユノっ」
YN「もうそのくらいで良いんじゃない？」
「…えっ？」
YN「明日は早く起きなくちゃいけないし」
「そっか(笑)もう寝なくちゃね！」
きっと、このままAに付き合ってたら夜中になってしまう
僕はベッドの上のガイドブックを閉じた
「じゃぁ、おやすみなさい」
Aはすぐに布団をかけて寝る体制に入った
僕は、ベッドサイドの灯りだけを残して
部屋の電気を消した
おやすみ…って
このまま眠れるわけもなく
Aの隣に横になると、肘をついて
目を閉じているAを近くから見つめた
YN「A…？」
「ん…ユノ？」
至近距離で目が合うと、彼女は照れるように
布団を鼻まで上げた
YN「何隠れてんの？」
「ち…近いから//」
YN「もう寝ちゃうの？」
「だって…明日は早いって…」
YN「早いけど、このまま寝ちゃうのって
勿体なくない？」
「///っ…」
雰囲気作りは得意な方だ
彼女の瞳が、段々と潤んできたのを見て
キスのタイミングをはかる
YN「顔、見せてよ？」
「っ…//」
彼女は照れながらも、ゆっくりと顔にかかっている布団を下げた
YN「やっとキスできるね」
ベッドでのキスは、愛し合う始まりの合図
僕は、ゆっくりと時間をかけて彼女の唇を味わい
彼女の全てを愛していった
YN「はぁ……はぁ……っ」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ベッドの上で向かい合った彼女の背中を支えていた
彼女はぎゅっと僕にしがみつきながら、呼吸を整えている
二人ともまだ荒い息を吐きながら、向かい合ってひとつになったまま
繋がっている場所も、触れあう肌も
お互いに離れようとはしなかった
YN「っ…愛してる…」
「私も…//」
YN「っふ(笑)」
「ふふっ//」
また笑い合っては、舌を絡めて深くキスをする
幸せ…
こんなにも肌を合わせることが幸せに感じたのは
Aが初めてだった
今までもそれなりに彼女はいたし
その都度、真剣に付き合ってきたつもりだ
でも…Aは、他の誰とも違ってた
僕は、初めて『愛し合う』という行為の本当の意味を
彼女に教えてもらったような気がした
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裕(プロフ) - あみさん» 今コメントに気付きました！ごめんなさい<(_ _)>遅すぎるお返事お許し下さい！まだ読んで下さっていてくれるでしょうか？これからも宜しくお願い致します<(_ _)> (2018年1月19日 16時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 裕さんの書かれている小説、どれもこれも大好きです！いつもうるうるしながら読ませてもらってます。ありがとう！これからもお願いしますね！ (2016年8月6日 10時) (レス) id: 8871346393 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - アンジュさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´-`)続きも是非♪ (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - もとじゅんさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)一度でいいからイケメンと付き合ってみたいもんです(爆) (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 今日、初めて、こちらを、読ませてもらいました。私が、泣きそうです。（ ; ; ） (2015年3月19日 15時) (レス) id: 6b3037758e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作成日時：2014年9月13日 0時
