麗のプリンセスと幸の国のプリンセス (ページ30)

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少年漫画終わったんじゃなかったの？？？← ページ30

～姫～

なんとかリン達が来てくれたから良かったんだけど……

姫｢隣で少女漫画って…｣

そう、隣には泣いてるミワちゃんを抱きしめてるアオイがいる

私には目もくれず行きやがったよあいつ←

いやまぁしょうがないけど！？

リン｢おいこれ…俺達が少年漫画になるってやつじゃ…｣

姫｢やめて、本当にそうなりそうだからやめて｣

前もそうだった、同じ場所にいるのに何故か少年漫画と少女漫画が混合してた、うん←

鬼蜘蛛｢シンニュウシャハッケンハイジョスル｣

そう言うとクモは私たちに向かってビームを出した

姫｢ひっ…！！｣

リン｢おいおいまじかよ｣

リンは私を掴んで避ける

多分普段だったらときめいてるこの場面

今は全くときめけない、だってクモから攻撃避けてるから！！！！！

ミワ｢きゃっ！！｣

アオイ｢っぶね…｣

ミワちゃん達にもビームは発射されててアオイが抱いたまんま華麗に避ける

ほらあっち少女漫画←

てゆーかデジャブ←←

てゆーか！！！

姫｢お嫁にしようとしてたうちらを攻撃しないでよっ！！！！！｣

リン｢…は、お嫁…？｣

…しまった

まだ言ってなかった誤解が生まれるぞ

姫｢あのねさっき、｣

リン｢俺もお嫁にしようとしてたのかあのクモ！？｣←←

姫｢………は？｣

何言ってるのこの人、え？ほんとなに？

ミワ｢ひ、姫ちゃんキャラが、…｣

アオイ｢気にするなすぐ戻るだろ｣

姫｢もうっ！違う！私とミワちゃん！！！｣

リン｢は！？姫を嫁にするとかやべぇだろあいつ｣

姫｢おい｣←

目を見開いて驚いてくれたかな、も思ったらまさかの爆弾発言投下

だめだ、ここに来てからショックなことが多すぎて頭パンクする…

リン｢なんたって俺の未来の嫁さんなんだからなっ！！｣

姫｢……は？｣

今何気にプロポーズされた気がするんだけど…

当の本人は｢このクモでけぇな、｣って…なんも気にせずいつも通り平常運転←

え？無意識？

人って無意識にプロポーズできるの？←