新たなる御筆☆月花と海花☆【いみちぇん合作】

意外に危ないところ説。 ページ21

裕太side


光矢「ってゆーか。獅子って…」

沙「もっと可愛い系だけかと思ってた…」

一「…裕太…どこで獅子見つけたの？」


ハジメさんか真剣な表情で、オレを見つめる。

どこっていったって…


となりにそびえ立つ、謎の石の壁。

門の前に…オレらは立ってる。


裕「ここ」

全員ー光「「「「「「「「ここっ！？！？」」」」」」」」

光「そー。門だっ！！入ってみよーぜ！ってなって近づいたら獅子がいて、裕太が喧嘩売って追いかけ回されたの」

一「…まずい。みんなここから離れよう。」


ハジメさんが、めずらしく焦ったように声をあげる。


一「ここはミコトバヅカイが現れる前、つまり千年以上放置してたんだ。

その間に…マガツキの家ができたのかもしれない」

矢「ハジメ兄…それって」

一「あぁ。前の千方のようなやつが、ここにいるかもしれないってことだ。

邪気があれば、マガツキは人間にだって変身できる」

モ「そんなっ…」

一「だから早く、」

？『おおっと…それは困るなぁ？せぇっかく楽しそーなおもちゃ見つけたのに』


聞こえてきたのは石の壁の向こう。

するといきなり体が持ち上がった。


裕「うわぁっ」

ト「どーなってんだっ！？」

薫「ちょっとトラ！どーにかして！！」

ト「いや無茶言うなよ薫っ」


全員が浮き上がり、そのままひゅっと石の壁を乗り越えドスンッと地面に落ちた。


沙「いったぁ…」

光矢「大丈夫か？みんな」

？『ふふふ。こんにちは、みなさん』


目の前の真っ黒なお城。

そこから現れたのは…


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すごいことになってるぅぅーーーー
嫌だったら全然変えてね！
逃げてもいいし！

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