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どこまでも繋がっている〜おまけ〜 ページ32
フウカside
雲が消えて、晴れ渡った空が広がる。
雲から出ると、みんなが歓声を上げてくれた。
銀の国も見える。
リントは自分の国を、これから作っていくんだ。
あたしもいつか、ママみたいな立派な女王になれるかな。
この国を守れるような！
少しドキドキして、未来を想像する。
そのときは、誰が隣にいるんだろう…？
そう考えて、目の前の背中を見つめる。
カァッと顔が赤くなった。
な、なに想像してるんだ、あたし！！
恥ずかしくなったけど、そうなったらいいなって少しだけ思ってしまう。
ほんの少し。
ママたちが心配そうに駆け寄ってきて、ぎゅうぎゅう抱きしめてくれた。
大好きな腕の中で、思った。
まだ先のことだ！
あたしはまだ、見習い魔女だから！！
まぁ、あやうく、“らくだい魔女”なんだけどね…っ
感動の再会の後、マスコミが押し寄せてきた。
約束通り、それぞれの道へ走り出す。
あたしはチトセと顔を見合わせて、笑った。
道が別れても、これから先会えなくても。
この空は、どこまでも繋がってる。
あたしたちの絆とともに！
Ｈａｐｐｙ ｅｎｄ＊ｔｅｎｋｓ♡
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