Aimer ③ (ページ47)

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（だーすーからのプレゼント①）ページ47

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1月のある日。夕陽が沈む頃。

今日は大人気の俳優菅田将暉くんとデート(仮)

何故か私のスケジュールを把握していて

今度の火曜の夜オフやろデートな迎えに行く、と言われました。

なんでスケジュール把握してるかと言うと、

マネさんに聞いたとか。

とりあえず今から着替えよう。

お気に入りのベージュのタートルネックを着て

チェックのロングタイトスカートを履いて

黒いタイツを履いて上に白のボアを着て

TomFord のリップを塗って、

トートバックを持って準備万端！

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

モニターを覗くと映るのは茶髪のふわふわ頭

奇抜だけどオシャレな古着を身に纏う男・菅田将暉

「はーい」

菅田『お嬢さん迎えに来ました』

「だーすーありがとう。今から行くね」

玄関でお気に入りのベージュのスニーカーを履いて扉を開ける

扉を開けてもまあ、マンションの最上階なんで

まだ菅田将暉はいないんですよ

多分下にいると思う。

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「おはようすだお」

菅田「ん、おはようさん」

おはよう、と言ったけど既に夕方

そしてさっきモニターに映った時には掛けていなかったけど、

今はサングラスを掛けていた。

すだおの後ろには車が。

「ドライブでも行くの？」

菅田「まあね、行くよ乗って」

助っ席をさりげなく開けて、私を押し込む

バタンという音と共に運転席に乗り込んで車は発進した。

「どこ行くのー？」

菅田「海～」

「え、今1月だよ！？」

菅田「気にすんな気にすんな～」

すだおと仲のいいあいみょんさん、

石崎ひゅーいさんのCDを流しながらのドライブ。

「君はロックなんか聴かないと思いながら～♪」

菅田「うまいやん
CDデビューしたら？」

「ムリムリ…！声震えるもん…」

菅田「なんか想像つくわっ」

こんな緩い会話しながら着いたのは江ノ島

駐車場に停めて、

私はニット帽だけ被って車を降りた。

「すだお～！海だよ～！！」

菅田「分かった分かったはしゃぐな。笑」

夕日が沈みかけている海ではしゃぐ私と

笑いながら動画を撮ってくるすだお

夕日が沈んで暗くなるまで砂浜ではしゃいだり、

インスタ用の写真を撮ったりしていた。

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