愛夢幸な事務所 ページ25
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LDHの聖地と呼ばれる中目黒にある事務所
なぜかアミューズ所属の私がそこにいる。
理由は簡単なのだが
敬浩「Aちゃーん！」
奇(オリジナル)で共演した敬浩さん
LDHの中で私はどうも有名らしくて、
事務所を移籍しないか とまで言われた。
もちろん私はアミューズのままだよ
だってわたしを拾ってくれた恩人がいる事務所だよ。
「敬浩さん…
わざわざ呼び出してなんの用事ですか」
年明けてそんなに日にちは経っていなくて
まだまだコートと防寒具が手放せないそんな時期。
ラルフローレンのマフラーを巻いて、
ロングコートのポケットに手を突っ込む。
敬浩「そのコート似合ってるね〜！
さすが俺だな〜」
今 身につけているロングコートは
撮影の時に敬浩さんから頂いたもので甘い香りがする。
貴方より咲ちゃんに貰いたいのですが？なんて言わない。
「イヤイヤ…なんの用事か聞いてるんですけど、」
敬浩「俺がAに会いたくて つい…てへ」
咲ちゃん
あなたの旦那さん殴ってもいいですか。
大樹「敬浩さーん、
何してるんすかってA！？」
金髪をクシャクシャしながら敬浩さんに声をかけたのは、私の大好きな大樹くん。
相変わらずかっこよくて可愛い。
「大樹くん 久しぶり！」
大樹「久しぶり！今日もAは可愛いな！」
駆け寄ってきてくれて、すぐに再会のハグ
見た目細いくせにガタイよくてしあわせです。
大樹「なんで事務所にいんのついにLDH移籍？！」
「しないけど(笑)」
なんでこうもこの人たちは事務所に入れたがるのかね。
敬浩「うわ、俺次の仕事の時間だわ
じゃあねAちゃん！ゆっくりしていって！」
「え、ねぇ、え、は…？」
本当に会いたかっただけだったんだ…？
…今度たっかい肉奢らせてやるんだから。
大樹「A 暇なら中 探索する？」
「うーん、そうしよっかな」
そんなこんなで、
私の長い長いLDH内散策が始まった。
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作者名：chess
| 作成日時：2019年3月28日 1時
