（狼さんとコブタさんとお食事） ページ22
_
( Kazuma Kawamura side )
今 ものすごく複雑な気分
Aとご飯食べに来れた喜びは大きい。
だけど、
北人「A〜〜〜、今日の俺どうだった？」
「よかったよバラード泣きそうになった！」
一匹余分な子豚ちゃん着いてきとる。
なんでおんの
俺とAの二人っきりの時間のはずが、
MCの時に陸さんが俺とAがご飯に行くってバラしたから、
北人「壱馬？」
壱馬「………」
「壱馬くん…？」
壱馬「……なに」
北人「プフっ…」
あ、今 笑いよった
おまえに怒っとんねんで 北人
北人「壱馬〜俺がついてきたから怒ってんの？」
壱馬「それ以外に何があんねん」
まあ 2人にさせないのが俺の狙いだから、
って上機嫌の北人。
…コイツ可愛い顔して悪魔か
「ほら、お肉焼けたよ〜〜〜」
焦げ焦げの肉を差し出す天使
壱馬「いや、それ焦げてるで？」
北人「Aが焼いたなら食べるよ〜」
壱馬「…俺も食べるけど、」
「ごめんね…
玲於くん曰く 肉を焦がす天才らしいから」
そういえば 俺が最初にAに話しかけた時、
玲於さんがAの横に居た。
三代目さん、劇団EXILEさんからも愛されてて、
ジェネさんたちにも愛されてて、
ランペからも愛されてて、
ジャニーズさんや女優さん俳優さん、
モデルさんからも。
そんな皆から愛されるAが
今俺と北人のために時間を使ってくれている、
ってことが幸せなことなんやな。
けどやっぱり…
壱馬「……妬けるわ」
「ん？お肉焼きたいの？」
北人「俺のも焼いて！」
LIKIYAさんよりダンス上手くないし、
陣さんよりしっかりしてないし、
陸さんより声高くないし、
健太さんより色気ないし、
瑠唯さんより優しくないし、
やましょーさんよりMC力ないし、
翔吾より笑顔可愛くないし、
翔平より面白くないし、
樹よりクールやないし、
海青よりムキムキやないし、
慎よりオシャレやないし、
龍より背高くないし、
昂秀より話し上手やないし、
拓磨よりセンスないし、
横におる北人より全然甘いこと言えんけど、
Aのこと好きなのは1番やと思ってるから。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 585人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「女優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chess
| 作成日時：2019年3月28日 1時
